『Great Big War Game』などでスマッシュヒットを飛ばしているインディーズメーカーRubiconによると、ウィンドウズRT(ウィンドウズ8の特別版)初週の『Great Big War Game』の売上はたった52ユーロ(およそ5493円)だったとのこと。
「iOSでは初月70000ユーロ(およそ739万円)、アンドロイドではおよそ50,000ユーロ(およそ528万円)を得ることができました。」
「WindowsRT移植のために払った10000ユーロの給料を取り戻すのに、2年未満ぐらいはかかるだろう。」
「Apple と Google 、そして Black Berry携帯の RIM ですら、発売日にはお勧めのゲームとして紹介してくれた。しかし、Microsoft はそういったことを全くしない。我々はもう Windows RT でゲームを作らないだろう。」
『Great Big
War Game』のような面白い作品がまったく売れないのであれば Windows RT の将来は暗いように思える。
そして、大いに話題になり、Microsoft は Rubicon にゲームのプロモーションを手伝うことを約束するはめになったようだ。
そのため、現在ではこれらの攻撃的な記事は削除(公式ブログ)されている。
▲本当によくできているんですよ、これ。
ただし、Pocket Gamer の記事によれば、同じインディーズメーカーの 10tons は Windows RT が成長することに期待しており、現在売上が iOS よりも少ないのは体験版が検索されない問題や、ゲームが多くないという問題に起因しており、それはMSのサポートなどで解決するだろう、とコメントしている。
もちろんこの比較は、発売されたばかりの Windows RT と iOS、Android を比較しているので公平ではない。
つまるところ、 Rubicon が「俺をサポートしろ!」と言っている政治的なブログポストである可能性が高いと思う。
しかし、何もなかった頃と比べれば政治的(MSを非難する)ポストをする程度には海外で Windows 携帯に動きが出てきている証拠でもある。
この新しい市場がどうなるのか、デスクトップ・タブレット・携帯を揃えられるデバイスは Windows 8・WIndows RT だけなので、新しいゲームの出現に期待しつつ見守りたい。
アプリリンク:
Great Big War Game(itunes) iPhone/iPadの両方に対応
Great Big War Game(Google Play)