ゲームキャスト

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本日はドリキャス誕生日!という事で iOS に移植して欲しいドリキャスゲーをまとめてみた。

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1998年11月27日、セガのゲーム機ドリームキャストが発売された。
ゲームキャストの語源はドリームキャストであり、私はドリキャスマニアである。
さてさて、ドリームキャストのゲームは面白いものが多かったが、残念ながらあまり知られていないものも多くある。
ということで、ドリームキャスト誕生日の本日に個人的に iOS に移植して欲しいドリキャスソフト5本を紹介したい。

シェンムー
ドリームキャストというゲーム機の限界を超えてしまったようなグラフィック。
目にするもの全てが描き込まれており、空は綺麗だし、畳を拡大すれば畳の目まで細かく作りこまれている。
池にはちゃんと鯉が泳いでいて、なぜかやたらに濃い感じのオヤジが大量に出てくる。
タンスがあけられて、中にはちゃんとものが入っているし、電球のON/OFFも可能。トイレだって入れる。
無駄な作りこみを鑑賞する、箱庭ゲームといったところか。
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総製作費60億円。
そんな言葉ばかりが先行していたが、プレイしてみるとそれも納得してしまう。
なお、制作費にはドリームキャストで開発者に提供されていたツールやら、セガサターン版のシェンムーの費用も含まれているので、他のゲームの開発費とは一概に比べられないらしい。
iOSに移植して欲しいが、大変そうなのと、その移植費用で新作が5本ぐらいできそうな気がするのでやっぱり移植しなくていいや。

シェンムーの現在
シェンムーは第2章まで出たところで、打ち切りへ。
XBOXに移植された後、シェンムーオンラインが発表されたが結局リリースされなかった。
ソーシャルゲーム、シェンムー街はリリースされたものの短期で打ち切り。
しかし、大ヒット作『Grand Theft Auto 3』に影響を与えているという話もあり、最も成功した子孫を残しているゲームといえるかもしれない。


サクラ大戦3〜パリは燃えているか〜
「ギャルゲーなんて所詮、クソゲーだろ?」
「オープニングが良くてもゲームには関係ないから」
そう、サクラ大戦3が出るまではそう思っていた。しかし、店頭でサクラ大戦3の動画を見たとき、そのすごさに衝動買いしてしまった。
1分1億円かかっているという脅威の動画、まずはごらんあれ。


ゲーム部分も非常に丁寧にできており、難易度は低くても最後まで遊べるエンターテインメントとして完成していた。
はやく iOS 移植して欲しい。

サクラ大戦3の現在
サクラ大戦シリーズはドリキャス終演時に完結編4がリリースされ、終了した。
いや、本当のことを言うと PS2 で5がリリースされ、いまもソーシャルゲームになっているのだが、サクラ大戦3よりも完成度の高いサクラ大戦はその後リリースされることはなかった。
PS3でリリースされた『戦場のヴァルキュリア』は「新しいサクラ大戦を作る」というベクトルで作られていて、実際に素晴らしかったが、こちらもシリーズは休止中の模様だ。
ソーシャルゲームだけが現在稼働している。


ロードス島戦記〜邪神降臨〜
ファンタジー小説の有名作、ロードス島戦記をもとにしたディアブロ系のハック&スラッシュゲーム。
キャラクターのカスタマイズの幅が大きく「俺は攻撃力だけ強くするぜ!」「敵を吹き飛ばす能力だけ上げて、転ばせて反撃させないぜ!」「魔法だけで戦うぜ!」とか、プレイヤーによって好き放題に攻略できた。
大量の敵を倒していく無双感も楽しく、ドリキャス後期の隠れた名作。
正直、iPad で移植して欲しい。
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ロードス島戦記の現在
ロードス島戦記の面白さが支持され、このゲームはなんと子孫を残すことに成功した。
ユーザーの圧倒的指示の下、開発元のネバーランドカンパニーは『シャイニング・フォース・ネオ』を同じようなシステムで開発。
当時は迷走していたとはいえ、セガの看板シリーズの「シャイニングシリーズ」に昇格したのだ。
しかし、看板シリーズ向けにおとなしく調整された『シャイニング・フォース・ネオ』は遊べるけれども尖った面白さを失っており、キャラクターデザインも不評が多かったようだ。
次回作の『シャイニング・フォース・イクサ』ではそのあたりが改良され、評価されたもののすでにシャイニングブランドが力を失っており、この系譜は打ち切りとなってしまった。
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青の6号 歳月不待人
アニメ青の6号の外伝的作品だが、アニメなんて全く関係なく海に潜って海中を探検するゲーム。
沈没しているものをサルベージして売買し、潜水艦(?)のパーツをアップグレードしながら、未知の海域を冒険していくのは「これぞ冒険!」という楽しさがあった。
コントロールの問題さえ解決したら、是非移植して欲しい1作。
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青の6号 歳月不待人
の現在わからなかったので、どなたか教えてくださいm(_ _)m←セガBBSっぽい感じで。


イルブリード
仕掛けられたトラップにかかると本当にダメージを受け、最後には死んでしまうというリアルお化け屋敷を探検してゴールにたどりつくことが目的のゲーム。
ホラーの雰囲気の中に、ギャグテイストが大量に盛り込まれており、元ネタを知るとニヤリとできる演出が大量。
ゲーム自体も本当に驚くような仕掛けがそこかしこに散りばめられており、お化け…というよりもびっくり屋敷を探索しているような楽しさがあった。
仕掛けをしると飽きるけども、1回目はだれでも楽しめる驚きがあるので、iOSに向いている気がするのだが…。
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これは個人的なことなのだが、TGSでこのゲームのステージ1をクリアできたら賞金が出るイベントというのがあり…参加者の中で一番よいところまで行ってドリームキャストマガジンのインタビューを受けたことがある。
その時のセリフが「これ、ファミ通に載るんですか?」。
後日、そのセリフはドリームキャストマガジンにしっかり掲載されていた…。

イルブリードの現在
「最も売れたバーチャルお化け屋敷ゲーム」という称号を持ち、XBOX版が発売されたものの、本数は振るわなかった模様。
その後、この系譜のゲームが作られたという話は聞かない。


ということで、ドリキャスの誕生日にかこつけてiOS専門ブログで好き放題書いてみた。
クレイジータクシー』が海外でリリースされたり、『ジェットセットラジオ』がリリース予定だったりと、iPhoneとドリキャスは親戚のようなもの、ということで笑って読んで欲しい。

ついでに、移植して欲しいソフトや思い出があればコメント欄までどうぞ。
それにしても、セガのゲームってシリーズが続かないなぁ…。