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レビュー:ソニックジャンプ ソニックらしいアレンジのジャンプ系ゲーム

ソニックジャンプ SONIC JUMP(Ver1.0) 170円 + iPhone/iPadの両方に対応
課金:ゲーム内通貨(普通に入手可)
開発:SEGA
評価:2.5(価格通り楽しめる)
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ソニックらしさをそのままジャンプゲームに移植
ステージクリア型で短時間で遊べる
アイテムが強すぎスコアアタックに課金が必要になってくる(クリアは可能)
セガの看板キャラクター、ソニック・ザ・ヘッジホッグがジャンプし、上へ上へと跳ねていくジャンプゲームが登場。
いわゆる『Doodle Jump』系だが単なる真似ではなく、全体的にメガドライブのソニックを思い出すアクションに仕上がっている。
制作スタジオとして起動時に【Hardlight】のロゴが出るが、これはイギリスにセガが作ったスタジオなので実質的にセガ製品。

床に乗ると自動でジャンプし続けるソニックを傾け操作で左右に移動させてひたすら上昇するのは『Doodle Jump』と同じだが、ジャンプ中に画面をタッチすることで2段ジャンプが可能。
また、ジャンプで上昇中の丸くなっている時だけ敵を倒すことができるようになっており、そのプレイ感覚は普通のアクションでジャンプをしているかのようだ。
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▲ジャンプの効果音や操作感まで含めてソニックな感じ。

ステージ中には様々なトラップがあるが、リングを1枚でも持っていれば手持ちのリングが飛び散って0枚になり、ミスにならないお馴染みの仕組みで結構むちゃくちゃにプレイしてOK。
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リングはステージ最後まで持っていくか、途中にある金庫に入れるとアイテムを購入するお金にもなるので、ダメージを受けないでクリアする意味が出ているのも良い感じ。
リングで購入できるアイテムは【リングを吸い寄せるマグネット】や【復活アイテム】など「あったら便利だけどクリアには必須ではない」系。
課金要素としてリングを購入できるがクリアに課金は必須ではない。
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モードは悪の科学者Dr.エッグマンに囚われた動物たちを救い出すストーリーモードがメイン。
ステージはグリーンヒル、マウンテン、ジャングルゾーンの3ゾーンに別れ、それぞれ11ステージ+ボスで合計36ステージ。
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▲ステージの最後にはお馴染みのボス。

ランダム生成ではなく、固定マップなのでコースを覚えて早くクリアするほどに評価が上がるようになっており、登るのに最適なコースを探してタイムを短縮するゲーム性もソニックそのもの。
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ゲームにはスピード感がないが「ジャンプが多く、スピード感のないステージ」のソニックのプレイ感覚とまったく同じということで、ソニック好きにはソニック感があると思う。
ソニックらしさを活かしてひねりを加えたジャンプゲームとして、単なるパクリにとどまらない内容になっており、170円のゲームとしては十分合格点。
ソニックを愛している人ならおすすめ。

気になったのはアイテムの強さ。
ストーリーの他にひたすらに登り続けるエンドレスなアーケードモードもあるのだが、便利アイテムを買っているとそれだけで飛距離が伸びるので、ちょっとやり込む気にならない。
また、アイテムのロケットスタート(スタート時に大ジャンプして時間短縮する)でタイムが短縮できるので、ストーリーモードもタイムを極めるにはアイテム必須で、クリアに必須でないにしてもやり込むためにリングを集める時間が必要になるのが残念。


アプリリンク:
ソニックジャンプ SONIC JUMPのダウンロード(itunes)

動画: