1月ほど前、CrescentMoon Gamesから1本のゲームのリリースが発表された。
iPhoneの中に自分だけの惑星をつくるゲーム『Topia World Builder』だ。
惑星の神となり、土地を作り、生態系をつくる…作った生物が繁殖し、進化し、惑星上の様子が時間と共に変わっていくという『シムアース』系だという。
動画を見てもすごそうだし、グラフィックが美しすぎる!
ということで、先日発売と同時に買って(と言っても85円)生態系を作りにかかったのであった。
ちなみに、この動画がリリース予告時のもの。
これをみたら期待するなという方が無理。
早速開始すると、英語でメッセージ。
簡単に言うと、現在のバージョンはSandbox(自由に作れる惑星)で、できることは限られているらしい。
【惑星の土地を造成する】【動物を倒す】【肉食獣(2種)を配置】【鳥を配置】【草食獣(3種)を配置】の5種類しかできないらしい。
▲右上のアイコンで動物配置や土地の造成をする。
まずは土地を造成し、巨大な大陸を作った。
土地を上下させたり鳴らす作業は指一本ででき、かなり使いやすい。
土地を低くすれば海や湖になるし、山にもなる。
高さを平均化するツールもあるので、平原や坂も思い通りだ。
土地を造成すると、植物が勝手に生えてきてそれらしくなった。
正直、これは美しすぎて凄い。
試しに草食動物を放してみると、あっという間に繁殖して大陸を動物が埋め尽くした。
動物が通った跡は植物が食べつくされており、数十頭単位の群れが餌を食べつくしては大陸のあちこちを移動していく様子は見ているだけでも楽しい。
これぞ惑星スケール。
▲ちゃんと群れ単位で動く。
ひと通り堪能したあとで、いよいよ肉食獣を放つと惑星に赤い動物が現れ、草食獣を食べ始める。
群れになって逃げる草食獣たち。
これはすごい!
▲赤い点が肉食獣。草食獣の通った跡は草が消えたり、芸が細かい!
…。
気づくと、草食獣は全滅。
そして、肉食獣も草食獣を食べつくして全滅。
え、なにこれ…生態系は…?
▲肉食獣(赤い点)が圧倒的に多い
うーん、草食獣に対して肉食獣が多すぎたか。
今度は草食獣を繁殖させてから再チャレンジ。
はい、やっぱり草食獣全滅。
さらに草食獣を増やしてからチャレンジすると、肉食獣と草食獣の割合が常に一定になった。
アプリの制限で惑星上に存在できる動物の数には制限があり、ある程度草食獣が多ければ、肉食獣の繁殖が抑えられてバランスが取れるようだ。
うーん、生態系が成り立っているわけではないが、これはこれでいいか…。
そのまま見ること5分。
なぜか、肉食獣が減っている。
草食獣にやられることも、寿命もこのゲームにはないはずなのだが…。
確認してみると草食獣を追った勢いでそのまま水の中に飛び込んで肉食獣が溺れていた。
動物のAIバカすぎ。
▲肉食獣、全滅。
2時間ほど放置しても動物たちは進化していないし、現段階では環境を作って眺める以上のことはできないようだ。
アップデートが予定されているので、それに期待することにしよう。
しかし、なぜだかこういうおもちゃ箱が好きなので、まだハマっている。
現在はわざと植物を減らして、草食獣が移動する様を観察したり、やたらに道が険しい星を作って繁殖できるか試してみたりと、草食動物に試練を与えて遊んでいたりする。
▲山を越える動物たち。
現段階ではゲームとしておすすめはできないが、グラフィックは美しいし、ちょっと動物の動きを見て惑星を作って遊ぶには十分。
砂場あそびが好きなプレイヤーならば現段階でも楽しめるのではないだろうか。
ということで、ゲーマーな日々第1回。
「ゲーキャス、最近ソーシャルゲームばかりじゃないか!」
という声を受けて、ソーシャル以外の連載もつくろうといことで始めてみた。
(実際は現段階でもソーシャルゲームよりも普通のゲームの記事のほうが多いのだけど)
今日から普段やっていて記事にしていないゲームの話をできるだけ毎日書いていこうと思う。
レビューするのは時間がかかるが、ちょっとした感想ならこちらでかけるので、リクエストも合わせてよろしく!
アプリリンク:
Topia World Builderのダウンロード(itunes) iPhone/iPadの両方に対応