タイトル | トメナサンナーTOUCH |
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ジャンル | アクション |
価格 | 170円 |
アプリ内購入 | なし |
日本語対応 | あり |
販売元:コナミ | Version:1.0.1 | GameCenter:なし| 対応機種:iPhone / iPod touch | レビュアー トシ |
とにかく連続で繰り出されるネタ |
字幕は意外にも楽しい |
ゲームとしては理不尽系覚えゲー |
ロードが驚くほど長い |
ゲームとして説明するとそれだけだが、このゲームはラン系ゲームの中でも異彩を放つ怪作である。
ロード画面から謎のサラリーマンの意味不明なダンス。
ちなみに「踊らなくていいからさっさとロードしろよ!」と思うぐらいロードは長い。
そしてゲームを開始するとファミコンを思い起こさせる画面で、ロード時間中に踊っていたサラリーマンがダッシュしている。
空にはニコニコ動画のような字幕。
障害物を前にタップすると…。
謎の小ネタ。
そして、微妙なセンスの字幕。
とにかくこれが繰り返される、それだけ。
字幕は障害物ごとに異なるし、同じ障害物に対してのアクションはタップするタイミングで2種類という作り込み。
このネタが秒間1回ぐらいの怒涛のペースで繰り出される。
滑るギャグを連発して滑ることを笑うのを「スベリ芸」と言うが、もはやこのゲームもその世界。
早すぎて読みきれないほど字幕、意味不明なリアクションの数々、ドット絵の迫力。
このネタ1つ1つが微妙でも、これだけ繰り出されれば「アリ」。
ハマってしまう不思議な世界を作り出している。
ゴールすれば謎のダンスゲーム。
曲とボタンのタイミングがズレているのでリズムゲームにすらなっていない。
そう、これもシュールさを楽しむネタ。
よくみると、木を切り倒すと「これって伝説の樹じゃ…」などコナミネタ、ジョジョネタなどいろいろなパロディやらゲームのヒントやら、見ていても意外に楽しめる字幕。
字幕が早くて読めないという意見もあるが、むしろ字幕が簡単に読めるとテンポを損ねることを考えるとよく出来ている。
また、連続して障害物を回避するとボーナスがはいるが、連続で成功するたびに周囲が見えづらくなりミスを誘う。
最終的には覚えていないと避けられない状態になるが、これもまたよし。
失敗にも別のネタがきっちり割り振られていて楽しめる。
失敗しないでクリアするなど、話をふってほしい芸人に話をふらないようなもの。
このゲームはこれでいいのだ。
なお、散々書いたが覚えゲーとして考えるとゲームとしても楽しめるので、オールドゲーマーならばゲームも楽しめる可能性がある。
そうでなくとも、ネタを楽しむゲームということで、170円なら買ってみても損はない。
スタッフコメント
トシ
今現在はセールで、2012年01月03日まではこれがなんと85円!
コナミは iOS ではいまいちパッとしないが、これだけは買う価値のある1作だと思っている。
おバカが好きならこの機会に是非。
トメナサンナーTOUCHの詳細・DLはこちら(itunes)