3Dのダンジョンを探索し、ひたすらにモンスターと戦うハック&スラッシュRPGだ。
オートセーブな上に育てたキャラクターがロスト(ゲームで使えなくなる)したり、一瞬で全滅してしまうシビアな戦闘バランスなど今から考えると信じられないが難易度だが、その分キャラクターの成長も味わえて病みつきになる難易度も言えた。
元々人気の高かったシリーズだが、日本ではデザインに末弥純氏を起用してグラフィックにメジャー感をだし、かなりのヒットを記録した。
私も当時小学生だったが、イラストの美しさに惹かれて購入してしまった記憶がある。
この路線が成功したのか移植時のグラフィックは末弥純氏のイラストをもとにするのが恒例となった。
本家のシリーズは1997年の8作目で終了してしまったが、日本ではウィザードリィブランドに今でも今でも根強い人気があり、なんど日本独自で作られたウィザードリィ作品の数は本家を遥かに超えている。
「Wizardry 囚われし魂の迷宮」はアクワイアから出ているPS3ダウンロード専用タイトルで、2000円で販売されていた物。
アイテムの課金販売、任意セーブのため実質的にロストしないなどファンからすると賛否両論があったが、
メインビジュアル(モンスターデザイン)に末弥純氏
キャラクターデザインに隼優紀氏(MMORPG、RED STONEなど)
を起用した豪華な構成と、ウィザードリィっぽさは楽しめる内容で私の周囲の評価はまずまずだった。
そんなRPGがiPhone、iPod touch、iPad専用アプリとして7月29日より配信開始。
PS3の性能をフルに生かしたゲームとは言えないが、PS3のタイトルが iPhone に来るかと思うと興味深い。
対応機種がiPhone4、iPod touch、iPad (iOS 4.3以降)というのもポイントで、iPhone3GSすら切り捨てているところにまた期待。
元々オートセーブなので携帯機に向いているし楽しみだ。
ファミ通の記事によるとダウンロードは無料で、先に進むためにアプリ内購入でフルバージョンを購入するタイプとのこと。
詳細は公式サイトをどうぞ。