タイトル：Final Fantasy III
ディベロッパー：SQUARE ENIX
プレイ時Version：1.0.0
ジャンル：RPG
価格：1800円
言わずと知れた国民的RPG、ファイナルファンタジーの3作目がDSよりグレードアップ移植。
・iPhone/iPod touch用に背景等の3Dグラフィックを一新、イベントもリニューアル
・これまでのスクウェア・エニックスのiPhone用RPGタイトルのノウハウを活かし、タッチパネルでも直感的でプレイしやすい快適な操作性を実現
・モンスター図鑑ややりこみデータが閲覧しやすくなりました
・ジョブをきわめるともらえるマスターカードを新たにデザイン
・Retina Display 対応
主な変更点についての公式発表は上記の通りだが、やり込まないと分からないものはさておき、プレイするうえで重要な操作感と一番目立つグラフィックについてインプレッションをお届けする。
グラフィックの綺麗さは一目瞭然
上がiPhone版、下がDS版。
DS版が荒く撮れている事を差し引いても明らかに綺麗。
色味まで含めてリニューアルされている。
文字がきれいなのもiPhone版の特徴か。
同じシーンではなく申し訳ないがゲーム画面を見てもその美しさは段違い。
DS版は線のカクつきが見えるし、ドットも荒いがiPhone版は非常に綺麗。
背景も完全にリニューアルされている。
もういっちょ背景。
DSとはまったく次元の違うグラフィック。
さすがにキャラクターを拡大すると粗も見えるが、こちらも通常は気にならない。
初代DSの1スクリーン分よりも画面が大きいのもあり、顔の表情の動きがDS版より見やすいのも特徴だ。
気になる点があるとすれば、モンスターのテクスチャ(模様など)はDS版そのまま流用に見えること。
それでもポリゴン部分は線が綺麗になっており、まったくそのままではない。
フィールドマップや飛空艇もきっちり描きなおされており、言うことは何も無い。
iPhoneへの移植はかなり丁寧
iPhone移植に当たっての修正はかなり丁寧。
ケイオスリングスで使用していた「どこでもでる仮想スティック」は十字キーほどではないが操作しやすい。
細かいことを言うと、微妙な調整がしづらいが慣れれば問題なしだ。
戦闘操作に関してもきっちり最適化。
敵をダブルタップで『たたかう』をしてくれるし、それぞれのコマンドを選択しても判定がきっちりしていて間違って操作することは少ない。
メッセージなどもiPhoneに合わせて修正してあり、かなり手間をかけていることが伺える。
パワーアップしたFF３
ジンの洞窟までプレイしたところ、プレイ感覚にDS版と大きな差はなかった。
戦闘バランスについても差を感じない。
モグネットがどうなっているのか、図鑑などうか、などまだ見られていない箇所は沢山あるが、現在までのところを纏めるとグラフィックが大幅にパワーアップして操作系がiPhoneに特化したFF3と言える。
攻略も話の流れも差がない。
DS版をプレイした人は購入し直すほどの変更はなさそうだが、FF3が懐かしいなら1800円だしても買って損なしと思われる。
Final Fantasy IIIの詳細・DLはこちら(itunes)
