苦戦しながら生き延びるサバイバルホラーアクション Zombie Infection
タイトル:Zombie Infection
ディベロッパー:Gameloft
プレイ時Version:1.0.0
ジャンル:サバイバルホラーアクション
価格:350円
Zombie Infectionの詳細はこちら(itunes)
主人公は行方不明の弟を追って南アフリカの国に潜入するが、そこではゾンビが大発生していた…という設定から始まるサバイバルホラーアクション。
端的に言えばバイオハザード5のようなゲーム。
とはいえ、ただのパクリではなくグラフィック・ゲーム内容ともにきっちり作りこんであってかなり楽しめる。 どんなゲーム?
迫り来るゾンビを撃退しつつ、マップを探索してアイテムを集め、イベントをこなして道を切り開いて進んでいくサバイバルホラーアクション。
そろり、そろりと先を進むタイプのホラーアクションではなく、助けのない状況下でゾンビに苦戦しながら切り抜けることを楽しむゾンビ撃退サードパーソンシューター(以下TPS)といった色合いが濃い。
ゾンビに対するプレイヤーの対抗手段は4種類の銃と素手。
射撃時は赤いレーザーポインターで着弾点が分かるようになっており、腕を撃てば腕、足を撃てば足が吹き飛びゾンビが弱体化する。
もちろん、頭が弱点だ。
接近戦は基本的には弱いが、倒れたゾンビや弱ったゾンビに接近戦でトドメを刺す「フェイタリティ」という必殺攻撃があるので使い分け次第では弾丸節約にもなるし、かなり強い。
振り向きが遅い、銃を構えている間は移動が極端に遅いなど多少そうさしづらい感はあるが、爽快にゾンビを吹き飛ばして楽しむのではなくゾンビに苦戦しながら先を切り開くことを楽しむゲームなのでバランスとしては良い方向に働いている。
動きの鈍い通常のゾンビから、素早く回避するゾンビ、動物ゾンビ、果ては武器を使うゾンビに巨大ゾンビまでどんどん出てくる新しいゾンビに苦戦しつつ最後まで楽しんでプレイできた。
ストーリーはおまけ程度であっさりしているが、ゲームのテンポを害するような調子にはなっていないのでまあまあといったところか。
一本道で分岐や謎解きもないことから、あくまでゾンビを切り抜けることを主眼に置いていることが見て取れる。
「苦戦しながらゾンビを切り抜ける」ことを楽しむゲームなので、難易度は高め。
やり方によってはアイテムが足りずに先に進めなくなるプレイヤーもいるほどの難易度だが、できればこの苦戦を切り抜けて楽しんでもらいたい。
一応、どうしてもというときはゲーム途中でも難易度を変更できるので、難しい箇所だけイージーにして切り抜けることもできる。
トシの評価(5段階)
発売当初、トップクラスだったグラフィックは今でもAppStoreのゲーム内で上位(ただし、3Gだとやや重い)。
ストーリーはあっさりし過ぎの感があるものの、バイオハザードチックなゲームを求めていれば十分楽しめる。
クリア後はサバイバルモードでひたすらゾンビを倒す事もでき、これはこれで楽しい。
総合3.0(面白い)
+ゾンビを切り抜ける楽しさ
+かなり遊べるサバイバルモード
-ストーリーはあっさりめ