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重厚な世界観のティルトゲーム Dark Nebula Episode II

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タイトル:Dark Nebula - Episode Two
ディベロッパー:1337 Game Design
プレイ時Version:1.0
ジャンル:ティルトアクション
価格:115円
Dark Nebula - Episode Two

iPhoneを傾けて黒い円盤を動かし、様々なトラップ・敵をくぐり抜けて目的地へ向かうティルトアクションゲーム。
ステージ数は前作の2倍、ギミックとグラフィックはどちらもパワーアップ。
丁寧に作られた良作だ。


どんなゲーム?
iPhoneを傾けることでDarkNebula(闇の円盤)と呼ばれる円盤を移動させ、ステージの最奥まで導くティルトアクション。
前作の最終ステージ、宇宙船に乗ったところからオープニングムービーがスタートし、宇宙ステーションからの脱出後に撃墜されて不時着したところからゲームは始まる。
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このゲームの特徴はなんといってもその緻密なグラフィックと世界観。
決して文字で語られることはないが、緻密なグラフィックの力で暗いSF感をこれでもかと漂わせている。
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ムービー、ロード時に表示されるコンセプトアートなども重厚だ。

一方、ゲームとしてみた場合はどうだろうか。
ティルトアクションの基本は傾けで移動すること。
面白いかどうかはステージのギミックや構成次第と言われるが、その点においてこのゲームは素晴らしい。
ジャンプの狙いを定める精密さが要求されるステージ、タイミングが命の障害物抜け、スピード感のある高速ステージ、スイッチを使ったパズルステージ、砲台やオプションで敵を倒すバトルステージにその組み合わせ。
定番の物を丁寧に全て網羅している。
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特に高速ステージでは電脳チックなグラフィックに切り替わるという演出の徹底ぶり。
さらに、巨大ボスとの戦いまである。
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これだけサービス精神が旺盛なティルトアクションはなかなか無い。
操作についても、キャリブレーション設定で水平角度を自由に変えることができるので前を向きながら、寝ながらと好きにプレイ出来るのも良い。

欠点と言えば、ボリュームぐらいだが115円ならば問題ないレベル。
むしろ、ティルトアクションは飽き易いため、丁度良い分量であるとも言える。
グラフィックは最上級、ゲーム内容は王道のこのゲーム。
プレイする価値は十分にある。


トシの評価(5段階)
個人的にはグラフィックだけでも4をつけたいぐらい気に入っている。
前作のギミックに加えて敵とのバトル要素が加わり、演出も強化されているので前作のプレイヤーは文句なく買いだ。
そうでなくとも、全20ステージを制覇した頃には115円以上の価値は十分感じられるはず。
やり込みが好きならばパーフェクトクリアでさらに上を目指すのもいい。

総合評価3.5(かなり面白い)
+緻密かつ重厚なグラフィック
+豊富なギミック
+緩急のあるステージ構成


関連ゲーム
前作:
Dark Nebula - Episode One(itunes)