タイトル：N.Y.Zombies
ディベロッパー：Foursaken Media
プレイ時Version：1.0
ジャンル：シューティング
価格：115円
ゾンビだらけになったアメリカで、生存者を探してサバイバルするガンシューティングゲーム。
ピストル、ミニガン、グレネードなど様々な武器を使い分けてゾンビをひたすら撃ちまくる。
爽快さと楽しさ、やり込みに耐える深さをもった良作だ。
ゲーム概要
男が朝起きると、アメリカはゾンビだらけになっていた…。
男が生き残りを探してゾンビと戦いながらさまようサバイバルホラーシューティングゲーム。
主人公の位置は固定で、フリック操作で360度を見回しながら襲ってくるゾンビたちをタップ操作で撃ちまくる。
倒したゾンビやコンボの数に応じて手に入る金で（ゾンビだらけで金が使えるのか、という突っ込みはさておき）新たな武器を購入したり、グレードアップさせて次のステージに臨むのだが、毎ステージかなりパワーアップできるので毎回次ステージが楽しくなるバランス。
ゲームモードは日記帳の語りでストーリーが進むキャンペーン（ゾンビが迫ってドアを叩いている状況まで日記を書いているホラーのお約束あり）とエンドレスに敵が出てくるエンドレスモードの2種類で、
ストーリーモードは何度もプレイすればパワーアップしてクリアできるカジュアルな作りで、エンドレスはやり込み派向け。
マニアからお手軽ゲーマーまで楽しめるシューティングだ。
手抜きのない物量を見よ！
豊富なステージと多種多様な武器がある上、個性豊かな敵ゾンビが緩急つけて出現する面白さとボリューム感がこのゲームの特徴。
価格に比べ、恐ろしいまでのボリュームだが、水増し感一切ない。
ステージは普通の部屋、洞窟、市街地に公園などシチュエーションが豊富なだけでなく、場所ごとに攻略方法も違う使い回し感の無さ。
（もちろん、同じステージを何度も繰り返させられることはない）
そして、ゲームの敵役であるゾンビたち。
普通のゾンビから犬ゾンビ、ゾンビの特殊部隊兵、他のゾンビを復活させる（！）ゾンビまで多彩。
プレイヤーが購入できるものも防弾チョッキ、ナイフ、チェーンソー、ピストルからミニガンまで20種類以上。
恐ろしいまでの物量だ。
物量を生かすゲーム内容
膨大なボリュームを生かすも殺すもゲーム内容次第。
もちろん、このゲームは内容もしっかりしている。
ゲームは360度敵を警戒しなければいけないので中だるみがないし、慣れてもゾンビを連続で倒したり、銃を連続で命中させていくとコンボをどこまでつなげるかと言うやり込み要素がある。
敵を撃つ効果音・演出にも爽快感があり、ステージを覚えて慣れ、徐々に攻略できるバランスでゲームの土台もばっちり。
コンボシステムは適度に難しく、効率良く敵を倒すやり込み派にはたまらない手応え。
装備やプレイスタイルによってとにかく乱射しまくるマシンガン・ミニガン狂いになるか、スナイパーライフルで正確に撃っていくのか。
それとも爆弾で戦っていくかとプレイヤーの好みの戦術で戦えるのも嬉しい。
演出面では暗いステージではフレアを炊いている瞬間しかレーダーが働かないなどのホラー的要素をうまく取り入れた演出や、ゲーム中にステージの地形が変化する演出もある。
（フレアを炊くと暗い部屋でもこの通り。ただし、制限時間付き）
質、量ともに揃った良作。
ゾンビ系に抵抗がなければ是非プレイして欲しい。
トシの評価(5段階）
非常に面白い。
グラフィックも十分見られるし、操作性もガンシューティングがタッチパネルの操作系に合っているので問題なし。
クリアしてもエンドレスモードをついついやってしまう。
値段も安いので是非プレイしみて欲しい。
iPhoneの定番シューティング。
総合評価4.0（すごい面白い）
＋練られた豊富なステージ
＋豊富な武器で様々な戦術がとれる
＋コンボが楽しいやり込み要素
＋ホラー風演出
N.Y.Zombiesの詳細はこちら(itunes)
