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サービス終了したスマホゲーム『バレットブレイク』が、同じ世界観・キャラの新作買い切りRPG『スーパーバレットブレイク』として復活。5月29日までの期間限定デモを配布中。

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終了したスマホの運営系ゲームがPCなどで復活する例はいくつかあるが、ほぼ新作として復活する……なんて例が出てきた。
ビサイドが、Indie Live Expo 2022 にて2020年までサービスしていた自社ゲーム『バレットブレイク』の新作『スーパーバレットブレイク』のSteam体験版の配布を開始したのだ。

『バレットブレイク』は、バグが発生してしまったゲーム世界に乗り込んでバグを(物理的に)破壊する戦略ひっぱりシューティング。
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開発会社であるビサイドが考案した架空のゲームがゲーム内に次々と登場し、そのゲームに合わせたキャラやストーリー、そしてゲーム界初の苦労や裏側を扱った物語が楽しめる作品……だった。
が、新たにリリースされる『スーパーバレットブレイク』では、キャラクターや設定はほぼそのままにゲーム内容は買い切りのゲームとして戦略性が求められるターン制バトルゲームに完全新生。
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▲キャラクターしか面影がない!

ルートを選択して……。
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バトルのたびに報酬を得てデッキを強化する、近年人気のローグライク要素を持ったRPGへ。
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もはや「ガチャゲームの移植」ではなく、「スマホゲームの開発予算で作られた膨大な画像リソースを使って作られた、インディーとは思えないイラスト点数を誇る完全新作」というのが正しいだろう。
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▲ガチャゲーのキャラ数は多い。そして、そのキャライラストがそのまま買い切りゲームとして使える……膨大なリソースだ。

ちなみに、ヒロインに関してはだいぶ手が入っていて……。
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同じキャラクターだけど、だいぶかわいくなっている……!?
新衣装でブラッシュアップ。過去にプレイしていた人間としてはちょっとうれしい。
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サービスが終了し、キャラクターとの別れを惜しまれるゲームは多い。
だけども、そのまま復活させたところで採算が取れる可能性は低いし、そもそもイベントなどの運営ができない運営型ゲームが単体で残っても、楽しむのは難しいし、それ以上そのゲームが発展することもない。
ならば、同じキャラクター、世界観で新作を作ってしまうというのはアリだろう。
もっと、こういう事例が増えないものだろうか。

『スーパーバレットブレイク』は、2022年5月29日までSteamでデモ版を配信している。
PVを見て気になったらぜひ触ってみて欲しい。


『スーパーバレットブレイク』は、PlayStation 4 / Nintendo Switch / Steam(PC/Mac) / Mac App Store 向けに2022年夏に正式発売予定となっている。
もし、これが盛り上がったら……こんな形で復活するゲームも増えるかもしれない。

関連リンク:
スーパーバレットブレイク (公式サイト / TwitterSteam)