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魔女のいる田舎村でスローライフを満喫するゲーム『Wylde Flowers』が良い具合の『Stardew Valley』系でかなり楽しい、2月28日の新作ゲーム24本感想

※価格は記事執筆時のものなのでDL時にストアで確認してください。

注目のゲーム
Wylde Flowers (App Store Apple Arcade)

Stardew Valleyなどに代表される田舎でスローライフを営むシミュレーションゲーム。
畑で農作物の世話をしたり、家畜の世話をしたり、料理したり、田舎町の人と仲良くなったり……と、基本を抑えつつ、魔法を覚えて天気を操るなどの要素も。
見た目は日本的ではないが、遊んで見ると日本語訳は良いし、チュートリアルは丁寧でわかりやすいし、面白い。

おすすめ
逃げる僕たちと暗黒の森 (ブラウザ 無料)

村を焼きだされ、逃げる子供たちを森の奥、魔女のもとへ導くアドベンチャーゲーム。
マップを1歩進むたびにランダムなイベントが発生し、そのイベントに対する対応の選択を求められる。
イベントの選択次第で“危険度”が上がったり、一緒に逃げる子供たちの状況が変化し、ときには一発で子供が死んでしまうことも。
ゲームで示されるテキストから情報を得て、適切な判断をすることで対処できるイベントが多く、プレイにはかなり納得感があり、面白い。
初期は物語の背景が説明されないが、プレイしているうちにイベントテキストやエンディング(複数ある)によって物語の背景がわかっていくのも良い。

気になる
夢みるクローバータウン (App Store 無料 / GooglePlay 無料)

故郷の農村に帰ってきた主人公が、村の人々と交流しつつ、村を豊かにしていく農園・建築系ゲーム。
畑で収穫し、作物を加工場でバターやパンなどに加工し、売って金にしていく王道農園系。
それに加えて、メインストーリー+キャラガチャ+キャラクター好感度を上げての個別ストーリーがある。
男女ともにバランスよく存在しているのが個人的にはうれしい。
農園系ゲームとして微妙にこなれておらず操作に不便があるが、キャラ+農園系は珍しいのであり。

Pixel Shooter Infinity (App Store 無料 iPhone向け / GooglePlay 無料)
 
1-Bitピクセルアートスタイル(2色で画面が表現される)の2Dシューティングゲーム。
指の位置に合わせて移動する自機を操作し、敵弾を避けながらひたすら戦う。
自動で発射される追尾ミサイルと、指を画面につけているときのみ発射されるショットで戦う。
ショットを使用するにはエネルギーが必要だが、指を話しているとエネルギーがチャージされる。
5ステージごとにボスが登場するが、結構難しくて練習が必要そう。

Siralim Ultimate (App Store 1,220円 / GooglePlay 1,140円 / Steam 2,050円)

主人公+6体のモンスターのパーティーを編成し、ダンジョンに挑み、戦って宝や新しいモンスターを得てパーティーを強化し続けるハック&スラッシュRPG。
日本語に対応していないのは残念だが、手堅いターン制バトル、大量のモンスターと能力の組み合わせがあり、強化していくのが楽しい。
延々ハクスラ、延々やり込みが好きなプレイヤーに。

月光のソードブレイカー ミナト編 (App Store 無料 / GooglePlay 無料 / Steam 無料)
 
剣と機械とポニーテールが入り乱れる現代社会でラスボス打倒の為、5人の学園アイドルを攻略するラブコメビジュアルノベル(公式の説明)。
5人の個性的なヒロインとべたべたなハーレム系主人公の物語で、古のビジュアルノベル・ギャルゲーを思い出す内容。
会話はテンポが良くて読むことが苦ではなく、イラストも豊富、ハーレムラノベが好きなら楽しめそう。
ターゲットがハッキリしていて良い。

グラディエーター: ローマのサバイバル (App Store 無料 / GooglePlay 無料)

サバイバルと都市育成を組み合わせたアクションRPG。
ローマの皇帝シーザーの軍隊からの逃亡者になり、古代ヨーロッパの荒野に下り、冒険し、都市を造っていく。
バーチャルスティックでマップを移動し、ボタンでオートターゲットで攻撃するシンプルなアクションバトルに、資源を集めて物資・建物をクラフトしていくクラフトサバイバル要素が組み合わされている。
Last day on Earthなどの変化版として楽しめそう。

夢職人と忘れじの黒い妖精 (App Store 無料 / GooglePlay 無料)

未来への意志といった夢の力を糧にして人々が生き、職人たちが注目される世界を舞台としたイケメン系RPG。
バトルは5人のキャラクターがオートで戦い、スキルを使用するタイミングを指示するプリコネ系(キャラ+妖精カードのガチャ)。
キャラクター好感度を上げてのイベントや短いテキストがあるなど、キャラゲーとしても抑えるところを抑えていて、女性向けゲームで全方位きっちりしているのは珍しいかも(ゲーム部分がシンプル化しがち)

フラッシュパーティー (App Store 無料 / TapTap 無料)

敵にダメージを与えて吹き飛ばし、ステージから落とすと勝利になる対戦格闘ゲーム。
バーチャルスティックで移動し、攻撃・必殺技・ジャンプ・防御・投げボタンで様々なアクションを行う。
攻撃・必殺技ボタンとスティックの方向の組み合わせで様々な技を出せるなど、基本的な操作とルールは完全にスマブラ。
できは良い感じで、操作感や演出は気持ちいい。

EDENS ZERO Pocket Galaxy (App Store 無料 / GooglePlay 無料)

SF漫画、『EDENS ZERO(エデンズゼロ)』を原作としたアクションRPG。
原作のストーリーを忠実に再現しつつ、オリジナルストーリーも搭載。
メインストーリーは全編フルボイス、バーチャルスティック+スキル・攻撃・回避・ジャンプボタンを駆使するクォータービューのアクションバトルを採用。
ガチャはなく、敵からドロップした装備とキャラクタースキルの組み合わせでキャラクターを強化するハック&スラッシュRPGとなっている。
課金はキャラ職業・衣装が固定額で購入可能で、かなり思い切った課金方式になっている。

LUNARiA (App Store 無料 / GooglePlay 無料)

Keyブランドで発売されたPC向け作品をスマホに移植したもの。
VRゲーム『Skyout』で活躍する天才ゲーマーの高校生ビットと、月面サーバー『ルナ―ワールド』に存在するAIアバター“LUNAR-Q(るなきゅん)”との恋愛が描く作品。
スマホ版は中盤までを無料で、以降は1,340円(税込)で購入する体験無料型。PC版はDLのみ版が1,980円お安い。
文字サイズの調整の自由度が高く、直感的な操作を採用しており、アプリ自体の出来もかなり良い。

FINAL FANTASY VI (App Store 2,200円  / GooglePlay  2,200円)

スクウェア・エニックスのRPG『ファイナルファンタジー6』のドット絵をより高精細に描きなおし、音楽をアレンジして収録したリマスターバージョン。
スマホ版はタッチ操作に最適化されており、移動はそれなりに快適。ただし、コントローラーは使えない。
オペラのシーンは大幅に作り直されて肉声入りになっており、看板シーンには特に力を入れて作り直しがなされている。
ドット絵が描きなおされている場所と、単なる背景絵を荒くドット化しただけに見える箇所、過去のリマスターの使いまわしでFF6の演出を踏襲していない個所などがあるが、おおむね遊べる。
FF6が好きすぎてこだわりがある人にはお勧めできないが、なんとなくFF6を遊びたいならあり。

単眼エネミー2 (App Store 無料)

単眼のモンスターに支配された世界を救うため、ロボットが敵を倒し、ワナを避けて進む横スクロールアクションゲーム。左右移動、ダッシュ、ジャンプの4ボタンで、ジャンプ中に再度ジャンプを押すと攻撃を行う。短く区切られた区画を攻略する作りとなっており、セーブポイントが多くてやり直しも簡単。雰囲気良し、テンポ良し、広告も短めで楽しく遊べる。

テールデーモンスレイヤー (App Store 無料 / GooglePlay 無料)

悪魔と戦ってステージを進んでいき、お金を得てトレーニングして強くなり、寄り強い悪魔を倒していくインフレバトルアクション。
見下ろし画面でキャラが自動で攻撃を行い、プレイヤーはスキルを使用するタイミングや方向のみを指示するが、使い方次第でかなり戦果が変化するし、触っていて気持ちよさもある。
勝てなくなったら拠点に戻ると特殊能力に目覚めることができ、さらに先に進んで、また戻ってを繰り返すTAP TITAN系のゲーム。
わりと飽きずに遊んでしまうハマり度がある。

ねこ島物語 (App Store 無料 / GooglePlay 無料)

大洪水に飲み込まれて、未知の島に流されてしまったネコたちの探索と、ネコ王国を復興する街づくりゲームを組み合わせた作品。
スタミナを消費して島を探索して資源を集めて建物などを復興し、畑で作物を育てたり、製材所などで素材を加工して品物を作る堅実なゲームとなっている。
定型ゲームではあるが、ゲームテンポが良くて楽しめるし、可愛さ重視で遊びたいならあり。

そのほか
Alien Food Invasion (App Store 無料 / GooglePlay 無料)

エイリアンが地球に攻めてきた……けど、狩ってみたらこいつらの肉美味しいし、地球を守りながらエイリアン料理で食堂を開けば良いんじゃね?
と、やってみたら大繁盛。エイリアンを倒し、調理して販売し、その金で武装を強化してエイリアンをさらに狩る防衛軍のできあがり、というディフェンスアクション。
3人1組で行動し、バーチャルスティック移動、2種類の攻撃ボタンを使い分けて制限時間いっぱいエイリアンを倒し、素材を集めてレストランパート(時間と共に料理が売れ、金で設備を強化する)へ繰り出すゲームとなっている。
題材はグロいが、地味に楽しい。

堕ちないで!女神様! (App Store 無料 / GooglePlay 無料)

一定時間ごとに妖精が生まれ、同じ妖精を2体合体させると上位妖精が生まれ、最上位妖精を合体させるとガチャが回って女神が生まれるマージ系ゲーム。
金やオーブなどの資材を得て女神を強化し、女神の力でさらに報酬の高いステージに挑戦し、また女神を強化して……と繰り返すインフレゲームとなっている。
画面はシューティング風で、キャラを移動させて多少の弾避けは可能だが、実際はキャラが5体出ているし、ボスにはタイム制限があるので女神を強化していなければ先に進めない。
実質単なるマージRPG。
3Dで描かれる女神のデザインが好きなら盛り上がれるかも。

ヨルに目覚めていいかしら!?女性向けラブストーリー恋愛ゲーム (App Store 無料 / GooglePlay 無料)

真面目だけが取り柄のOLが、毒舌イケメン・オネエのバーテンダーに人生のイロハを叩き込まれる乙女ゲーム。
メインストーリーは広告を見れば最後まで読み進めることができ、課金することで主人公の衣装を変えたり、スペシャルストーリーを見たりできる。
絵はきれいだし、短くさっくり読めるし、悪くはなさそう。

Gibbon: Beyond the Trees (App Store Apple Arcade / Steam)

テナガザルとなり、東南アジアのジャングルから人里までを駆け抜ける横スクロールアクション。
画面を1本指で押しっぱなしで手で枝をつかんで飛び回るアクロバティックな移動を行い、2本指で押しっぱなしにすると地面に足をつけて移動するという独特の操作でテナガザルの動きを表現。
慣れると結構楽しいが、慣れるまで大変。
ビジュアルはかなり良いので、移動になれて風景などを楽しむゲームとしては良さそう。
1時間のストーリーモードと、自動生成の密林を移動し続けるフリーモードの2種類で遊べる。

怪獣大進撃 (App Store 370円)

人類の戦いを描く人類の戦いを描く3マッチ・マージパズル。
レトロな見た目と怪獣映画っぽさがマッチしていて良い。
盤面の隣接するパネルを入れ替えて同じブロックを3つ縦横に並べるとよりレベルの高いパネルへ進化していく。
各パネルは攻撃・エネルギー補給・体力補給の3種類の効果を持っており、バランスよく強化していかないと怪獣に負けてしまう。
世界8カ国を救え、ときて台湾が最初の国とされている今時攻めた設定。

ミコノート はれときどきけがれ (App Store 無料 / GooglePlay 無料)

記憶を失って保護された主人公が、少女(巫女)たちとひとつ屋根の下で暮らす物語RPG。
巫女と暮らす日常、そしてノロイと呼ばれる敵と戦う非日常の両方が描かれ、それが交差する。
バトルは2人の神を宿した巫女3人が出撃し、装備した神に応じた攻撃方法で戦うコマンド式ターン制システム。
神がガチャ要素で、物語シーンではLIVE2Dでキャラが動き、3Dキャラクターは着せ替え要素も。
日本語表現、ロードが長め、LIVE2Dの動きなど気になるところもあって古いように感じるが、育成その他のシステムは手堅くできている。

Unheard (App Store 490円 / GooglePlay 450円 / Steam 1,010円)

犯罪の事件現場、警察の事情聴取現場などに忍び込み、声だけを聴いて事件の概要を推測し、質問に回答する謎解きゲーム。
プレイヤーは現場の好きな場所に移動でき、その場、特定の時間で発生した会話をすべて聞ける。
場所によって聞ける音が違うため、会話の内容から次に聞くべき場所などを推測し、移動し、知識の穴を埋めていく作業が楽しい。
何度でも聞き返せるので難易度は低め(と思われる)の反面、英語か中国語のヒアリング能力は必須なので注意。

マイ ダーケスト モーメント (App Store 120円 / GooglePlay 110円)

何物でもない、自らを偽って人々の中で生きる者を主人公としたストーリーゲーム。
仮面を被るかのように自らを偽り、心が闇にのまれそうになる陰鬱内面をドット絵の劇で描く。
そして、その劇をボールを発射してゴールに移動させる簡単なアクションパズルと物語を同期させて見せている。
およそ25分もあれば終わる短編で、抽象的でもあるので積極的に意味を解釈しようとしなければ「意味不明」で不満が残るかも。
最初からドット絵の雰囲気ゲー短編と考えて買うならありか。

Luna Re : 次元の監視人 (App Store 無料 / GooglePlay)

横スクロールで多数のキャラクターが入り交じるバトルを特徴としたRPG。
英雄1人につき3人の傭兵が装備でき、画面上に出撃するので味方だけで20体以上、さらに敵が登場して画面は賑やか。
ゲームとしてはオートバトル+スキルの使用タイミングを指示する仕組みではあるが、部隊の攻撃目標などを細かく定められるため、かなりプレイスキルが反映される。
初期は日本語が表示されないバグがあったが、現在は修正済