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水墨画風に描かれる美しい水の街。中国の観光地、江南水郷をモデルとした街作りゲーム『水都百景録』がオープンテスト開始

水都百景録 (App Store 無料 / GooglePlay 無料)
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中国は江南水郷の町を設計・管理する街作り系ゲーム『水都百景録』のオープンテストが iOS / Android 向けに開始となった。
期間は2022年1月23日まで。
参加者のデータは正式サービス時に削除されるが、プレイしてアンケートに答えるとサービスイン時にアイテムが配布される。
江南水郷とは、豊富な水路と隣接した石畳の街が有名な中国の観光地。
本作は、中国で『江南百景图』として人気を誇る街作りゲームで、たんに観光名所をゲーム化しただけでなく、街を水墨画風で描画しており、街並みと絵柄の両方に西洋の街作り系にない魅力をもつものとなっている。

ちなみに、実際の江南水郷はこんな場所らしい。
ゲーム内でも古い石畳、木の橋が特徴だが、そのままだ。
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江南水郷/蘇州市公式観光サイトより

ゲームとしては、畑などの生産施設を作り、生産品を加工して新たな建物を作って街を拡大する街作り・農園系ゲームに近い。
が、住人をガチャで入手して街に住まわせ、都市開発や探索を手伝わせるキャラクター要素もあり、ちょっと毛色は変わっている。
プレイ動画はこちら。


ちなみにこのゲーム、日本ではリリースより前に別件で話題となっている。
それは、中国版『FGO』のキャラクターが規制されたときで、「水都百景録のプロデューサーがFGOを密告したため、FGOが修正された」というデマ(実際は同じ被害者)が日本で流れ、被害者になったことがあるのだ。
中国国営放送にて「紫の髪の毛でツインテールの武則天は歴史認識をゆがめる」として指摘。 その後、中国版『FGO』に登場するキャラクター13体が修正され、中国SNSではミーム化する

遊んで見ると結構面白いので、そういったニュースを見て一喜一憂していた皆さんも、ニュースの元ネタになったゲームを遊んでみてはいかがだろうか。

アプリリンク:
水都百景録 (App Store 無料 / GooglePlay 無料)