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現代に移植して欲しいのはどれ!? 桝田省治さんが『リンダキューブ』、『俺の屍を超えていけ』、『ガンパレードマーチ』のPCとスマホ向けの移植希望需要をはかる投票を実施

PS3 / PSP / PS Vita 向けのストアが今夏終了するという情報が出た(※正式発表ではなく、あくまでそういった話が出ているだけの状況ではある)ことを受け、『リンダキューブ』、『俺の屍を超えていけ』、『ガンパレードマーチ』のPCとスマホ向けの移植希望需要をはかる投票が、ゲームデザイナーの桝田省治さんの Twitter にて(あくまで個人として希望を見る形で)行われている。
条件は PC やスマホへのベタ移植、1タイトル1,000円。
家庭用ゲーム機向けは、現代の倫理規定ではそのまま移植できないとしている。

1タイトルでアンケートを実施する理由として、「仮に桃鉄でもらった報奨金を開発費に充てるとすると、せいぜいが1タイトル分なんだよ。それに移植の依頼なんて実質アルファ以外には任せられないだろうし、3タイトルは金も人も物理的に無理だよ。」とのこと。
Switch版の『桃太郎電鉄』大ヒットが移植を考えた背景にあるようだ。

『リンダキューブ』
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『リンダキューブ』は、地球滅亡前に地上の動物を救うため、1組の少年少女が地上すべての動物たちを捕まえ、箱船に乗せて救うというハンティングRPG。
狂気、愛憎、さまざまな感情をおりこんだストーリーが根強いファンを持つ。
PS に『リンダキューブ アゲイン』として移植されたとき、すでに「表現上そのまま移植は難しい」と言われていたが……。

『俺の屍を超えていけ』
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『俺の屍を超えていけ』は、一族の呪いを解くため、京の都を滅ぼそうとする鬼たちの頭目“朱点童子”と戦うRPG。
2つの呪いとは早く成長して死ぬ「短命の呪い」と子孫を残せない「種絶の呪い」。
しかし、一族には神の救いの手が差し伸べられ、神との間に子供を作ることで一族の力を受け継ぎ、戦うことが許される。
鬼と戦い、神を救い出しては新しい神の力を一族に取り込み、子孫に力を残す……子々孫々戦う一族の物語りも素晴らしいが、人間ダビスタとも言われた一族育成の楽しさも光る1作。

『ガンパレードマーチ』
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学徒出陣の兵士となり、人類を襲う幻獣軍と戦うシミュレーションRPG。
プレイヤーの行動で戦況や他のキャラクター達との関係が変化し、人類の明日が決まる……という立て付けは普通なのだが、このゲームの特異性はキャラクター同士の人間関係と政治力のシミュレーションにある。
プレイヤーの発言でキャラクターとの友好度が変化し、これが展開に変化を加える。
装備などを陳情したり、NPCに対する提案を通す“発言力”をどのように使用するかでまた戦力も展開も変わる……と、当時のプレイヤーからは聞いた(筆者は未プレイ)。

あなたならどれがプレイしたいだろうか。
「出たら買う」という方は投票に行くと良いだろう。

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