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スクウェアエニックス、『FFBE 幻影戦争』にてガチャイベント9箇所で不具合の発生を発表。ユーザー問い合わせにて発覚、今後対応進捗などを改めて報告

2020-11-17_12h31_40
本日11月17日、スクウェア・エニックス(スクエニ)のゲーム『WAR OF THE VISIONS ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス 幻影戦争(FFBE幻影戦争)』にて不具合が発生していたことを発表した。
『FFBE幻影戦争』は『ファイナルファンタジー』の派生作品で、『タクティクスオウガ』風のビジュアルを採用してコアな人気を誇るタクティカルRPG。
不具合内容は、発表された9つのガチャの抽選結果が複数プレイヤー間でまったく同じになるものとされている。
(不具合発表された)ガチャの複数の確定枠が存在する召喚において、確定枠に同レアリティかつユニットもしくはビジョンカードのみを設定していた場合に、同じ召喚結果が提供される場合がある不具合を確認いたしました。
※確定枠に別レアリティやユニットとビジョンカードが混在する場合は上記不具合は発生しないことを確認しております。

不具合発覚までの経緯は、以下の通り。

5月、『FFBE幻影戦争』のガチャ結果が偏っていると噂になり、この時期から特定の順番でガチャが当たる「ガチャテーブルがあるのでは?」と噂される。
(ハーフアニバーサリーは1周年の時期ほど盛り上がっていなかったからか、当時はあまり話題にならなかったと当時からのプレイヤー2名から伝え聞いている)

11月13日に、アプリがVer3.0.0へアップデート。
11月14日に1周年を記念した各種イベントが始まるが、UR枠確定10連召喚(ガチャ)において同じ抽選結果・特定の順番でURユニットが当選しているプレイヤーが多く発生した。
有志によってガチャ結果を集めたところ、「ガチャはランダム抽選されているのではなく、決まった順番で排出されている」と濃厚に疑われていた。
スクエニ側は「同じ召喚結果が提供される場合がある不具合」としているが、ゲームキャストで2人の現役プレイヤーに確認したところ、有志によって集められた法則に従った召喚結果になっていた。
「場合がある」がどのような頻度であるかは不明。
11月16日、問い合わせを受けたスクエニ側がガチャを停止し、11月17日にアップデートされていたVer3.0.0で発生不具合であると発表。
該当ガチャに使用された課金アイテムは返却し、不具合が解消後に同じガチャイベントを開く予定。
また、全プレイヤーにお詫びとして10連ガチャ1回を提供するとしている。

公式では「本不具合に対する対応進捗、およびお詫びにつきましては改めてご報告いたします。」としているので、なぜこのような問題が発生したのか、経緯、専門家が見れば納得できる詳細(バンダイナムコは過去、ソースコードの該当部分まで見せた)が報告されることを期待したい。

プレイヤー数が少ないので話題になっていないが、スクエニは2019年にも『刀使ノ巫女 刻みし一閃の燈火』にて「1年間ガチャの排出確率が間違っていました」という大トラブルを起こしており、課金者に適切に補償しなかった過去がある。
(お詫びページが削除されているため、インターネットアーカイブの同ページへリンクを張る

今回まともに説明されなければ、スクウェアエニックスの提供するゲームすべてのガチャは信用できない物になるだろう。

関連リンク:
一部召喚で発生した不具合及びその対応について – WAR OF THE VISIONS ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス 幻影戦争 公式プレイヤーズサイト | SQUARE ENIX