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人間の人格を解き明かすシミュレーションADV『Messing Memory』。記憶喪失の人間に人工的な人格を構築するゲーム

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もし記憶をなくしたら、あなたはどのようにして自分を取り戻すのだろうか。
ゲーム展示会、東京ゲームショウ2019のインディーブースに、記憶を失った人間が自らの再構築する興味深いゲームが展示されていた。
フロシキラボが開発中の『MEssing MEmory』だ。
あなたは記憶を失い、人間関係どころか、人に対する行動の規範すら失っている。
そこで、かつての知人と交流し、記憶を持っていたころの自分の人格を再構築することになるのだが……

ゲーム自体の仕組みは、何ということのないアドベンチャーである。
あなたは目を覚ますとナースと話し、かつて自分と知り合いだったという人物を選び、語ってほしいことを選択し、話す。
すると、ある人は「あなたは優しかった」と言い、ある人は「腹黒い一面があった」と語る。
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それを聞き、あなたはどの発言が大事に思えていたのか、どの思い出が大事に思えたのか、日の終わりなどに決定していく。
人の話を聞き、「こうありたい自分」を選ぶのも良し、「じぶんの真実」を追求してみるもよし。
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しかし、その決定は重大な変化をもたらす。
あなたの性格・ふるまい・入手するアイテム・見える景色・人の印象が決まっていくと、あなたの性格が変化する。
そうすると、今まで好意的だと思っていた人が敵意あふれる人に見えたり 、同じものを見ても印象が変わってきたり、断片的に蘇る記憶すら変わってしまうという。arc-1
▲優しげなナースだが、本当に優しいだけなのだろうか……このゲームで疑えば、それがあなたにとっての真実になってしまう。

そうして、最後に人格が再構築されたとき『Messing Memory』は最後の変化を起こす。
なんと、人格が構築された時点でゲームのジャンルすら、あなたの人格に合わせて変わってしまうのだ。
『Messing Memory』アドベンチャーゲームがクイズゲームになったり、脱出ゲームになったり、RPGになったり……あなたの人格が必要とするゲームに変化するという。
発売は2020年内にPCを予定しており、スマホ版も可能性はあるとのこと。


こういったことは現実にも起こりえる。
記憶を失った人間が「自分がどのような人間なのだろう」と悩み、周囲の人たちから話を聞き、その通りに振る舞おうとする。
題材の面白さだけでなく、現実にあり得る事象を通じて自分の存在を見つめ直すゲームとして、本作はとても興味深い。
気になる方は予告動画を見て、フロシキラボさんのTwitterをフォローして待っておこう。

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