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呪われたアニメスタジオを探索する『Bendy and the ink machine』がアップデートで日本語に対応。

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創られたキャラクターが実体化する呪われたアニメスタジオを歩く3Dアドベンチャー『Bendy and the ink machine』がアップデートされ、少しいびつながら日本語に対応した。
本作はアニメスタジオを探索し、かつての同僚が狂気に取りつかれていく形跡を見て、それが引き起こしたものを体感するホラーゲーム。
アプリ版は、PC で 1年以上をかけて配信されてきた全5章のシナリオが最初から楽しめる。

セピア調の世界、そしてカートゥーン風のキャラクターが闊歩し、プレイヤーに謎を提供する本作のつくりは素晴らしかった。
しかし、日本語に対応していないため、肝心の物語や、一部の謎を解くことが難しかったのも事実。今回のアップデートで、それはギリギリ回避される。
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ギリギリというのは、日本語対応が甘いため。
追加された日本語は、文章の最初の1文字が抜けたり、一人称が抜けたりと脱字が目立つ。
とは言え、購入したまま日本語対応を待っていた方や、英語で長い文章の部分だけ読めなかった方にこれは朗報だろう。
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▲物語の核をなす文書に関しては結構、まともに読める。

さすがに雑な翻訳を前に「買え」とは言えないが、各アプリストアで「日本語対応」の表記を見て購入し、日本語設定ができずに積んでいた方は、この機会に再度ゲームを立ち上げてみると良いだろう。
言語の切り替えは、オプション画面の一番下で行える。

アプリリンク:
Bendy and the Ink Machine (itunes 840円 iPhone/iPad対応 / GooglePlay / Steam)