『Grimvalor』を楽しむための日本語解説&攻略。物語と操作、アイテム効果を全部説明
- 特集記事
- 2018年10月10日
昨晩から超おすすめゲームとして紹介しているキャッスルヴァニアなアクションRPG『Grimvalor』。
スマホ離れした操作性の良さと動きの気持ちよさ、本格派でありながらセーブポイントが多く短時間でも遊べる配慮で、すでに好評を博している(というか「合わなかった」という声が寄せられていない!)本作だが、英語ということで足踏みしているプレイヤーも多い様子。
そこで、ゲーム内の物語の簡易な解説、アイテムや能力の効果をここに日本語で解説しておく。
物語(なんとなく)と主な登場人物
その昔、KIng Valor という王がいた。
King Valor はとある山に住むシルバードラゴンを殺してその力を身につけ、野心に燃えたのだが……ドラゴンは力と共に王に毒を送り込んでいた。そして、絶対的な力を身につけた王は滅び、王国も魔物の巣窟と化して滅び去ったのだが……。何世紀もの間忘れ去られていたその王国から、どうしたことか今になってモンスターたちが国境を侵し、漏れ出るようになってしまった。
プレイヤーは、その調査に派遣された偵察部隊の1人。
▲「1人では進めないので、道を切り開いてくれ」主人公に助けを求めてくる。つまり出会ったら気にせず進めばいい。
また、主人公は都市を探索する中で、人間ならざるもの“アリシア”と出会う。
アリシアは「ちっぽけな人間が、この都市に住む巨大な魔物を倒すことがあるとは」と、主人公に興味を持って接触してくる。
彼女は永遠を生きることに飽きており、自らを葬る力を持つ者を探しているのだ。
▲意味のあることはあまりしゃべらないので、会話は気にしないで良い。
そうして、少しずつ都市の謎を明らかにしつつ、各ステージに隠されている“フラグメント”を集めると、King Valor が力を得たという山頂への道が開けていく。
なお、物語は薄いのでこれぐらい知っていれば最後まで「なんとなく」理解可能。
ゲームの操作など
プレイヤーのゲーム操作は、左右の移動ボタンに加え、攻撃(押しっぱなしでコンボ)、ジャンプ、ダッシュの3ボタン。
敵の攻撃を受ける寸前に(かなりタイミングが緩いので簡単)ダッシュを行うと“ラストセコンドドッジ”が発動し、短時間無敵で敵の攻撃をすり抜けられる。
特殊操作
壁のぼりと空中攻撃
また、ジャンプ中に攻撃ボタンを押しっぱなしにすることで、しばらく空中にとどまることが可能(中盤以降の連続で空中を移動することで可能。
スライド攻撃
ゲームが進むとソウルエナジー(青いゲージ)を消費して、3種類のスライド攻撃ができるようになる。
左右に攻撃ボタンをフリックするとダッシュチャージ攻撃、上フリックでラウンドアタック(打ち上げ攻撃)、下フリックでスラムアタックが出せるようになる。
スラムアタックはもろい地面を壊せるため、隠しアイテム取得に有効。また、チャージアタック系は敵をのけぞらせる。
回復
画面上のボタンではない場所を長押しすると、Mending Flaskを消費してライフ回復可能。
ライフとMending Flaskの使用回数は、セーブポイントで回復する。
探索率の確認
メニューから「MAP」ボタンを押すと、地図と宝物の入手率を確認できる。
宝箱には武器などが入っていることが多いので、宝を見つけていなければ探索に行くと良い。
ステージ中の重要な物体
謎の件。スラムアタックなどの新しいアクションが可能になる。
セーブポイントのそばにあるForge。青い石を消費して新しい装備を購入可能。
武器はメイン武器、チャージ攻撃(フリック攻撃)武器の2種類を装備できる。
数字の大きさが攻撃力で、武器の赤いHマークがついている武器はスタン値(ボスの黄色ゲージを削る速度)が高く、青いHマークがついている武器はクリティカルダメージが高くなる。
石碑。ここを通り過ぎると、倒れたときにこの位置から復活できる。
また、石碑を調べるとライフとMending Flaskの使用回数が回復する。
敵を倒すと経験値がたまり、一定に達するとレベルアップが可能。
レベルアップ時は任意の能力値を強化できるほか、10レベルごとにお守りを装備できる個数が増える。
Vigor…体力。ライフの最大値が上昇する。
Savagery…攻撃力とスタン値が上昇する(ボスのシールドを早く減らせる)。
Mastery…攻撃速度と、クリティカル率が上昇。
Focus…ソウルエナジーの回復速度が上昇。また、お守りの最大装備数が増える。
Trinkets(お守り)
お守りは複数装備可能。初期は2つ同時装備が限界だが、レベルアップ時に最大装備数が増える。
また、Focusの能力を上げても装備数が上昇する。
Mending Flask…ヘルスが完全回復する。レベルと同じ回数だけ使用可能。
Moonlight Rosary…ソウルエナジーが低いとき、時間と共にソウルエナジーを回復する。
Ring of the North Peak…スラムアタック(ジャンプ中下攻撃)時、衝撃波を出す。
Whirlwind Ring…チャージダッシュアタック時、攻撃を押しっぱなしで攻撃回数が増える。
Heartseeker's Ring…チャージラウンジアタック時(上攻撃)にテレポート能力を追加。
Bloodvine Ring…カウンターアタック時、少しヘルスを回復する。
Furnace Effigy…火に対して強くなる。
Thunder Cross…ラストセコンドドッジ後の攻撃に、クリティカル率が増加する。
Cerulean Amulet…ヘルスの代わりにソウルエナジーを消費して、敵の攻撃ダメージを防ぐ。大きすぎるダメージは防げない。
Witch's Watch…ラストセコンドドッジ成功時、周囲の時間が遅くなり、一方的に攻撃できる。
操作性やグラフィックの変更
オプションの「Modify Control」からボタンの大きさが変更可能。また、グラフィックでは解像度を変えてることもできる。
おまけ
Grimvalorで最も難所と言われるジャンプ連打地帯(通らなくてもクリア可能)のクリア動画撮りました。コツは垂直ジャンプ後に剣を振り回して滞空し、ジャンプ回数を回復させる赤い点の復活を待つことです。 pic.twitter.com/eB9VgO5N2S
— ゲームキャスト (@gamecast_blog) 2018年10月12日
以上。
これを見て楽しい『Grimvalor』ライフを送って欲しい。
なお、日本語はできれば対応したいとのこと。また、Android版については時期は言えないが開発中らしい。
コメント一覧 (9)
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- 2018年10月10日 18:25
- 予約購入し、さっそく遊んでいます。
日本語は無くても困らないし、操作性も良く出来ています。実に快適。
クレジットで表示される制作人数の少なさに笑ってしまいますが、少ないアセットを上手に使って楽しいゲームになっていて感心します。
とはいえボリュームは控えめ。でもこのレベルのアクションが遊べるなら十分に楽しく、買う価値のある作品ですね。
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- 2018年10月10日 19:18
- 私には文句の付け所が見つからない!
紹介ありがとうございます。
日本語解説も大変助かります。
ちなみに今までは、
ダンジョンメーカーは1週間ハマって飽き、
マン・オア・ヴァンパイアは肌に合わず、
ですが
タロメアと
Cinco Paus
は、ここの紹介がなければ知ることはなかったと思います。
メチャメチャはまりました。
特にCinco Pausは今でもちょくちょく起動します。
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- 2018年10月10日 19:46
- Forgeはそのまま鍛冶ですから購入というとちょっと違うかも・・
自分が持っている武器種しか強化できない・・ですよねこれ?
あと、セーブポイントで回復すると周囲の雑魚が全復活するので
レベル上げがサクサクでいいですね~
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- 2018年10月10日 20:44
- 装備説明とかのゲーム用語部分はなんとなくわかるところもあったんですがストーリー理解不足でふわふわだったのでありがたいっす。
設定ボタンのModify Settingからボタンの大きさとか場所いじれるのですが、これありがたいので広く知れわたってほしい。最近のゲームすごいですね。
最初のチュートリアルのボスですが、倒せます。ご褒美もあります(実績と武器です。ネタバレ防止で書いてないだけだったらすみません)
ソウルライクなところもありつつアクションがスピーディで探索やめられません。
しばらくはアクションおすすめ聞かれたら自信を持ってGrimvalor良いよ~って答えられそうです。
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- 2018年10月12日 11:24
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Focus…ソウルエナジーの最大値が上昇。また、お守りの最大装備数が増える。
Increases energy gained from soul shards and items.Gives additional trinket slots
ソウルエナジーの最大値は増えないと思います。
13までポイントを振り込みましたがソウルエナジー(HPの下の青いの)は5個のままです。
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- 2019年06月26日 22:23
- アイテム「Azure Bangle」の日本語説明の追加をお願いします。
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- 2019年11月14日 21:56
- アリシアではなくアリッシアです。
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- 2020年04月30日 15:58
- ついに日本語化されましたね
購入する決心が付きました。
昔は洋ゲーを翻訳しながら遊んでいましたが、家族ができるとそれも億劫になり、最近は英語のみのゲームに拒否反応を示しておりました。
今後はぜひ日本語化もしてもらいたいですね^^