Appleがカメラを通じての拡張現実(AR)をプッシュし始めて久しいが、それを利用したヒット作はまだ出ていない。しかし、もしかしたらこれが最初のヒットを導くかもしれない。
インタラクティブな物語を作る映像作家のGabriel Smetzerさんが、拡張現実を利用して物語を語るための素晴らしいデモをTwitterで公開したのだ。
まずは何も言わずに、彼の投稿した動画を見てみて欲しい。
短くても、“魔法”を感じるはずだ。
AR demo walking into another world. I shot this on iPad with no added post-effects. pic.twitter.com/te8TE4fVS0
— Gabriel Smetzer (@gsmetzer) 2018年3月21日
現実の中に扉が出現し、歩いて行けばそこはモノクロの森。
そして、振り向くと来たときとは逆に、現実世界への扉が見える。単にARでナニカを表示するだけでなく、自分自身が現実から拡張現実の世界に入っていく体験ができるわけだ。
これは、実際にiPadで行ったデモの動画だが、Gabriel Smetzerさんには他にもいくつものアイデアがあり、実際にアプリとして近いうちにリリースされる予定とのこと。
彼が先に作った『Flewn』は素晴らしい完成度だった。どうように、また素晴らしいものが出てくることを期待して待ちたい。
(見た者を異世界に引きずり込む魔法の絵本。砂漠を歩くクジラの物語『Flewn』)
アプリリンク:
Flewn (itunes 480円 iPhone/iPad対応)