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シャドバ+ポケモンのDCG『ReRotation』。「ポケモンのローテーションバトルが大好きで、自分で作っちゃいました」 #TokyoSandBox

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もし、自分の好きなゲームモードが最新作から削除されたら……?
アズマゴローさんの選択は、「自分が作って再び世に広める」だった。

ローテーションバトルとは、『ポケットモンスター』シリーズのX、Yまで採用されていた3体のポケモンと1体の控えを交代(ローテーション)させながら戦う対戦形式。

この仕組みに対して、単なるクローン品を作るのではなく、今人気のDCG(デジタルカードゲーム)をミックスして新しいゲームとして世に広めることにした。それが『ReRotation』である。


早速本作のシステムを説明していこう。
本作にはマナなどのリソースが存在せず、4体のユニットを選択してデッキを組むゲームとなっている。
ユニットには10種類の属性と、それぞれにHPとスピード値、スキルカードが設定されている。
バトル中の手札は、4体のユニットに設定されているスキルカードのいずれかが配られる仕組みとなっており、ユニットを選べばデッキも決定するという寸法だ。
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ゲームを始めると場には3体のユニットが登場し、残りの1体は誰かが倒れたときに登場する予備要員となる。
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そして、プレイヤーと敵が使用するスキルカードを1枚選択するとターン開始。
選択したスキルカードのユニットがお互いにダメージを与え合う。このとき、スピード値が高いユニットが先に攻撃できる(同じ場合はランダム)。
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これを繰り返し、敵のユニットを全て倒した側が勝者となる。
いわゆるDCG(デジタルカードゲーム)の中ではRPG色やランダム要素、じゃんけん的な読みが強いのが特徴となっており、対戦ゲームでもあり、かつ心のふるさとである『ポケモン』リスペクトなゲームとなるとちょうどこのぐらいが良いのだろう。


現在、本作はAndroidにおいてテストを行っている(iOSもリリース予定)。
アズマゴローさんによると「いざ作ってみるとポケモン系のシステムは能力の解決順番や特殊処理が多くて、すごく大変だったので、多少のバグは許してください」だそうだが、少し遊んでみた感じではしっかり遊べた。
「俺こそはローテーションバトル好き!」という方はチャレンジしてみて欲しい。

ReRotation (GooglePlay)