ゴールデンウィークに、あまりにも予定がないので浅草橋ヒューリックホールで行われているゲームイベント、C4 LANに行ってきた。
これは、PCだらけの会場にみんなで集まって思い思いに好きなゲームを（自分で買って持ち寄って）プレイするだけのイベントである。
好き勝手にゲームをして楽しいのか……と思ったが、これがもう楽しかった。
もし、5/5に暇を持て余しているなら2,500円の当日チケットで遊びに行ってはどうだろうか。
なんてことない、普通のホールの入り口を入ると……。
一面、PCとゲームをプレイする人々！
そんな会場の入り口には、煙を吐く謎のPC基板が……これは、オーバークロック実演！
液体窒素で超低温にしたCPUを、通常よりはるかに早く動かす（そして、終わったらCPUなどは昇天する可能性が高い）荒技である。
C4ってゲームイベントで液冷のオーバークロックの現場を見た。これが80クラッカーの世界…。 pic.twitter.com/GPZp5yqBky
— ゲームキャスト (@gamecast_blog) 2017年5月4日
入り口でオーバークロックを実演し、その成績を予想するイベントを行っていたのだ。
なんとマニアック……！
▲定番のSuper PIを走らせてくれました。
実演してくださったのは、プロのオーバークロッカーである清水貴裕さん。
オーバークロックを行うだけで年間1,000万円のコストがかかる中、スポンサーからパーツ提供などを受けてやりくりしているという。
それだけに写真を撮るときもスポンサー製品と一緒。一見PCと関係なさそうなエースコックもスポンサーについており、カップ麺のカップで液体窒素を注ぐという徹底ぶりだった。
やばい。いきなり面白すぎる。
と、その奥では『オーバーウォッチ』の対戦イベント。実況はあのスタンスミス！
彼はイベントが終わってもロジクールブースに常駐していて、スタンスミス抱き枕と一緒に写真を撮ってくれた。
その他にも格ゲーで有名なRさんなどゲームのプロたちが多数参加し、距離が近いイベントになっていた。
ただし、メインはやはりゲームを遊ぶこと。
会場ではPCに思い思いのゲームを入れ、多くのゲーマーが遊んでいた。
格ゲー、雑シミュ、配信者、そして他人から言われるままにSteamでゲームを買う人。本当に様々。
で、好きなゲームを遊んでいるプレイヤーの後ろで見学して、気軽に声をかけて、友達になる。
ゲームキャストも、斑鳩をプレイしている人と話し込めて久々に楽しかった。今時斑鳩ですよ！
プレイされているゲームの幅は広く、PCをメインとしてPS4、Switch、果てはボードゲームまで！
誰かが「これを遊びたい！」と声をかけると、勝手に仲間が集まる。狭い会場の中で、どんなゲームを遊ぶ仲間でも見つかる「ゲームを遊ぶ」に特化した祭典。
なお、一番異彩を放っていたのはこちら。
C4、Switchの乳搾りゲームが盛り上がっている。外から見ると怪しすぎるわ。 pic.twitter.com/gZtKicz9f0
— ゲームキャスト (@gamecast_blog) 2017年5月4日
疲れたら「ゲーミング足湯」で休むこともできたり、完全食品COMPを試せたりとゲームを遊んで疲れたら一休みすることも可能。
実際に行ってみるまで、PCを集めてゲームをするだけで面白いイベントになるのか半信半疑だったが、行ってみるととても面白かった。
ゲーム好きしかいない中で、自分たちの好きなゲームをみんなで遊ぶ。
「これおもしれぇ！」と叫ぶと、次々人が集まる。男子校で無秩序にゲームをさせたらこんな感じになりそう。
イベントは5月5日まで。他にない空間なので、暇なゲーマーの方はぜひ遊びに行ってみて欲しい。
関連リンク：
C4 LAN 2017 SPRING
