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水も土も、すべてが紙。本物で紙で作られたアドベンチャー『Papetura』が資金調達開始。

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ポーランドの2人組インディーデベロッパー、Petumsが『Papetura』の資金調達を開始した。
このゲームでは、ステージからキャラクターまですべて紙で作られている。
紙風ではなく、すべてを本当に紙で作って取り込み、独自の美しい世界を作っているのだ。

しかし、この紙の世界を「火の鳥」が消し去ろうとしている。
プレイヤーは主人公の「Pape」を操作し、猫(紙だけど)の「Tura」とともに世界を救わなければならない。
『Papetura』は謎解きアドベンチャーで、『クレイマン・クレイマン』や、『Machinarium』、スタジオジブリの影響を受けて作られている。
システムはオーソドックスなポイントクリック型ゲームだが、動画を見ると紙で作られた世界が異彩を放っている。


このようなイラストが……。
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紙で作られ、
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最後にゲームに取り込まれる。
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制作の様子は、この動画で見られる。
本当に紙で作られていることだけでなく、ゲーム内での紙の再現度に驚くはずだ。


主人公だけではなく、道も水もすべてが紙で表現される世界には今までのゲームにない魅力がある。
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PC、Mac、Linux向けに体験版も出ており、起動してみると「他にはない」空気感が一目でわかる。
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Indiegogoで$13,000を調達できた場合、このゲームはWindowsとMac向けに2016年のQ3にリリースされる。
$25,000を調達できれば、iPadとAndroid版、Linux版も開発される。
こういったアドベンチャーはiPadとも相性がいいだけに、リリースされることを願いたい。
資金の支援は、こちらからできる。 → Papetura | Indiegogo