ゲームキャスト

面白いゲームを探すなら、ここ。

Timberman レビュー - シンプル、難しい、そしてハマる。海外で大ヒット中の木こりゲー。

Timberman (itunes 無料 iPhone/iPad対応 / GooglePlay)
tree_wood_1
今日紹介する『Timberman』は、海外で人気に火がついて今まさに爆発的なヒットになろうとしているアクションゲームだ。

シンプルだから誰でも遊べるが、やたら難しい。
しかし、何となく何度でもプレイしてしまう。
その特性が『Flappy Bird』と似ているため、「これは第2の『Flappy Bird』だ!」、「いや、そうじゃない」などと、論争を巻き起こすほどの人気になっている。

そこまで言われては気になるのが人のサガ。
早速プレイしてみると、いい感じのゲームだった。

ゲームを始めると中央に木、左側に木こりが表示される。
画面の上の赤いメーター、【ライフゲージ】は時間と共に減り、これがなくなるとゲームオーバーだ。
tree_wood_2

画面の左をタッチすると左から、右をタッチすると右から木を切る。
切られた木は1ブロック分吹っ飛び、だるま落としのように上の部分が落ちてくる。
そして、1回切るたびにわずかにライフゲージが増える。
tree_wood_3
▲どうでもいいけど、自分の心の中でだけ『与作USA for スマホ』というタイトルになっている。

頭上に枝があるときにその下で木を切ると、押しつぶされてゲームオーバー。
もしくは、枝のある方向に移動してしまうとゲームオーバー。
tree_wood_2

初めは簡単だが、木を切り続けるとステージのレベルが上がり、ライフゲージの減少速度がガンガン上がる。
で、ゲームオーバーまでにどれだけ木を切れるか競うだけのゲームだ。
tree_wood_5

それだけのシンプルなゲームだが、話題になるだけあって確かにハマる。
まず、シンプルなところでは「カツン」と鳴り響く斧の音の気持ちよさ。
tree_wood_6

そして、ライフゲージの減る速度の絶妙さ。
最初からそこそこ早いうえに、開始時には半分しかない。
だから精神的に焦り、それほど難しくてもプレイヤーはミスしてしまう。
tree_wood_1

慣れてくるとライフゲージを回復させるために序盤を焦ってプレイし、やっぱり死ぬ。
簡単なのに、わかりきっているのに死ぬのが悔しくて、何回もプレイしてしまう中毒性があるのだ。

さらに上達するとライフゲージの減少がとても速くなり、プレイヤーは超速で左右の仕分け作業を行うこととなる。
そこまで到達すると今度は脳汁が出るような別の緊張感が生まれ、また別の面白さが出てくる。
3段階に面白さが設定されていて、コンテニューとても素早くできるので(たまに広告が出てくるが)、何度も何度もプレイしてしまう。
短時間で遊べるおすすめのハマりゲーだ。

ただ、これが第2の『Flappy Bird』になるかというと、そうはならないと思う。
似た系統のゲームだが、『Flappy Birds』はシンプル高難度ブームの走りなので、追随者が元祖の人気を超えることはないだろう。

ただ、個人的には『Timberman』の方が好みだし、気軽に遊べてハマるゲームを探しているなら、遊んでみて損のない面白いゲームだ。

評価:3.0(面白い)

おすすめポイント
シンプルだが気持ちいいゲーム
ついつい何回もやってしまう中毒性

気になるポイント
 
課金
なし

(バージョン1.3、GCドラゴン)

アプリリンク:
Timberman (itunes 無料 iPhone/iPad対応 / GooglePlay)

動画: