iOS版の『MONSTER HUNTER PORTABLE 2nd G(以下、モンハン2G)』がコントローラーに完全対応していたので、検証してみた。
PSP版より大幅に美しくなっており、オンライン協力プレイも搭載されているiOS版のモンハン2Gは「完全版」と言っても良い内容だ。
これががコントローラーで遊べたら…というiOSゲーマーの夢はかなうのだろうか！？
今回は日本で手に入る2つのMFiコントローラーでの操作感を動画付きで解説する。
Apple Store専売の Struts と、ロジクールのG550だ。
Strutsはエクステンデッド規格のコントローラーで、十字キーと2つのアナログスティック、前面4つボタンと側面4つボタンを備えている。
ほぼ、専用ゲーム機のコントローラーと同じと思っていい。現在horiが開発しているコントローラーもエクステンデッド規格だ。
かなり使いやすく、ゲームキャストでも過去にレビューしている。
で、動画はこの通り。
拍子抜けするほど普通に動き、ゲーム機とほぼ変わらない操作性だ。
全部の操作がコントローラーで行えて、何も不自由なし。唯一気になるところがあるとすれば、R1ボタンとR2ボタンが近すぎて押し分けに失敗することがあるぐらいか。
現状で最高の環境を求めるなら、Apple Store で Struts を購入しよう（断言）。
続いて、ロジクールのコントローラーG550を試した。
こちらは十字キーと正面4つボタン、側面に2つのボタンがあるスタンダードと呼ばれる簡易コントローラー規格だ。
で、結果はこの通り。
十字キーは思ったよりも使いやすく、ボタンも反応が良い。が、一部の選択操作と視点操作がコントローラーで行えない。特に後者が致命的。
ボタンから指を離してタッチパネルで視点操作するのは結構厳しい。
移動のしやすさとボタン操作の良さが視点変更のやりづらさを打ち消して、収支トントン。これならばタッチパネルでも良いと感じた。
ということで、MFiコントローラーでのモンハンは、エクステンデッドコントローラーならば快適と言えそうだ。
現在、ゲーム周辺機器で有名なhoriがエクステンデッド規格のコントローラーを開発しているらしいので、こちらも発売次第レポートしたい。
そして、もう1つわかったことがある。
モンハン2Gのように面白いゲームが上手く対応していないと泣くことになるので、もし1つだけ購入するならエクステンデッドコントローラーが良いということだ。
購入の際の参考にして欲しい。
アプリリンク：
MONSTER HUNTER PORTABLE 2nd G for iOS (itunes 1,600円 iPhone/iPad対応)
関連リンク：
iOS用コントローラー SteelSeries Stratus Wireless Gaming Controller 最速レビュー 〜昇竜拳コマンド、できました〜
