学園ハンサム Revolution レビュー - 全ハンサマーに捧ぐ。さらに混沌とした外伝登場。
- アドベンチャー
- 2014年03月19日
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学園ハンサム Revolution (itunes 300円 iPhone/iPad対応)

BLゲーなのにキャラクターが誰もかっこよくない。
BLゲーなのに台詞が棒読み。
そんな異色のギャグBLアドベンチャー『学園ハンサム』の外伝がスマホにもやってきた!
ちなみに、前作をやってないプレイヤーは一切面白くないので、原作のレビューを見てからこの続きを読んで欲しい。
→学園ハンサム - お前はアゴで人を殺したことがあるか…?俺はある。狂気のBLゲーが登場! :iPhone奇ゲー録第8回

BLゲーなのにキャラクターが誰もかっこよくない。
BLゲーなのに台詞が棒読み。
そんな異色のギャグBLアドベンチャー『学園ハンサム』の外伝がスマホにもやってきた!
ちなみに、前作をやってないプレイヤーは一切面白くないので、原作のレビューを見てからこの続きを読んで欲しい。
→学園ハンサム - お前はアゴで人を殺したことがあるか…?俺はある。狂気のBLゲーが登場! :iPhone奇ゲー録第8回
そもそも『学園ハンサム』の魅力はどこにあるのだろうか。
いろいろ考えてみたが、「先に何があるのかわからない、不安定さ」が一番の魅力なのだと思う。
ゲームを起動すると、精神が揺さぶられるほど不安定なオープニングソングが待ち構え、プレイヤーの動揺を誘う。
絵柄も不安定で、キャラクターのイラストがシーンによって大きく変わる。
例えば、前作の生徒会長。このイケメンが…。

別のシーンではこの通り。

見た目だけでなく、キャラクターの会話もぶっ飛んでいる。
ノベルゲーにありがちなウンチク話が続くでなく、伏線が張られるわけでもなく、ひたすら会話が打ち切られていく。
「好きな映画は?」という質問から「ゲ○戦記ってクソだよな」と返ってきたときは、あまりの流れに震えた。
1シーン先に何が起こるかわからない。
常にプレイヤーの予想を斜め上の方向で裏切り続け、ハラハラしながら読めるのだ。

▲さらに前作より。ドアを開けたら、先輩がアゴで人を殺していた…。
で、そんな『学園ハンサム』の外伝はやはり持ち味を失っていなかった。
家に帰ると、妹の部屋に校長がいるッ!
校長が、校長の声で、妹の台詞をしゃべる。
意味がわからないかも知れないが、前作をプレイしている方ならわかると思う。

そして登校すると、妹が校長をやっとる…。
そう、原作の登場人物の名前と設定がシャッフルされ、本編以上にカオス。

脈絡があるようでない会話も相変わらず冴え渡っている。

ただ、キャラクターのイラストは今回まとも。

シーンが変わってもそれほど大きく変化はしない。
まあ、キャラクターが入れ替わった上に前作と同じぐらい絵が崩れると何もわからなくなるので、仕方がないのかも知れない。

前作の衝撃を体験したハンサマー(学園ハンサムファンのこと、ゲームキャストが勝手に作った言葉)ともなると『学園ハンサム』耐性ができており、「学園ハンサムの枠を越えた学園ハンサム」を期待する方もいることと思う。
しかし、そういった方には無難に学園ハンサムなので驚きは少ないかもしれない。
しかし、学園ハンサムファンなら楽しめる内容になっているので、ハンサマーなら買っておいて損はない。
ショートストーリー5本+おまけとボリュームは少なめだが、そこは300円なので目をつぶろう。
最終評価:2.5(価格通りに楽しめる)
おすすめポイント


気になるポイント


(バージョン1.1、GCドラゴン)
アプリリンク:
学園ハンサム Revolution (itunes 300円 iPhone/iPad対応 / GooglePlay 300円)
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コメント(3)
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コメント一覧 (3)
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- 2014年03月20日 07:49
- カイジ‼︎
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- 2014年03月20日 09:30
- >>1
カイジに謝れ
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- 2014年03月20日 12:59
- この絵でまともと思えちゃうあたり学園ハンサマーは業が深い・・・