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6歳の女の子がプロジェクトリーダー!?親子で作ったRPG『みんなクエスト』製作者インタビュー。

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6歳の子供が描いたキャラクターやお話を、お父さんがRPGアプリとして作成したという『みんなクエスト』。
大人では考えつかないような世界観、童心に返らされるイラストは普通の家庭用ゲームではありえない。
それでいて初代ドラクエのようなRPGとしても楽しめるように作ってあるスグレモノ。
こんなユニークなゲームがどうやって生まれたのか、あれだけの量のイラストと、内容を果たして6歳の子供が考えられるのか。
そんな疑問に答えてもらうべく、ゲームの作者、わーさんにインタビューしてみた。
nama
今日は忙しい中ありがとうございます。 『みんなクエスト』、子供の発想を活かして…ということでプレイ前は「どんなゲームになっているんだろう」と思ったのですが、大人も子供の頃を懐かしめる雰囲気ででしたね。 楽しかったです。
nama
子供が、子供向けに作るというコンセプトだったんですが、出来上がってみると、オトナが懐かしむというか、童心に戻れるようなゲームに仕上がりましたね。
nama
絵などは本当に全て娘さんが?
マップタイルとか、バトルの背景とかかなりの量がありますが。
nama
はい。マップタイル、戦闘背景、敵キャラ、村人キャラ、文字フォント、ぜんぶ娘です。
ただ、補正は僕の方で行なっています。
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▲フォントまで娘さんが…!
nama
補正というと?
nama
いつも同じペンで書くとは限らないし、クーピーで塗ってるので、物によってかなり差があるんですよ。
塗りを足したり、線を補正したり、そのへんは僕がフォトショップで補正してます。
ただ、なるべく娘の味を残すようにはしています。
genga
▲娘さんが描いたというイラスト。味がすごい出てます。

nama
味はすごい出ていると思います(笑)
味といえばイラストもそうですが「トイレに行きたくなる」とかいろいろ衝撃的でした。
nama
6歳の娘のアイデアを可能な限りそのまま形にしていますので(笑)
minna6
▲トイレに行かないと我慢で戦闘どころじゃなくなる…。

nama
ゲームとしても、実はオーソドックスなドラクエ型RPGで、世界観を楽しみながら遊べて。
nama
はい。
これも最初のコンセプトどおりというか、システム面においても、なるべく子供が迷わないような作りにしたかったんです。
ドラクエはかなりお手本にしましたね。僕も小学生の頃ドラクエやりましたから。
戦闘もパーティのように見えて、実は3人で1人前、敵も一人なのでタイマンの形ですね。
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▲実質1対1のバトル。

nama
そもそも、なぜ子供の考えたものをRPGにしようと思ったのでしょうか?
nama
単純に娘の描く絵の世界観が面白かったのと、娘の夢を形として残したかった、ってのがあります。
新作はRPGにしよう、って漠然とした考えがあって…ただ、モチーフがなかなか決まらなかったんですね。
nama
ほうほう。
nama
当時、娘が絵をやたら描いていて、描き終わるといつもまっ先に僕のところへ持ってきてその絵の説明を延々とするんです。
単純な絵なんだけど、子供なりの世界観があって、それがとてもおもしろいなぁ、って思って。
そのうち、絵本を書きだしたんですね。
6〜8ページくらいの、話としては破綻しまくりなんだけども、ポイントポイントが非常に面白くて。
メインキャラも3人いるし、これをRPGにしたら面白いかも!って思いついたんです。
nama
みんなクエストのHPを拝見すると、4歳から描いていたような感じでしたけどもそれらをまとめて?
nama
そうですね、絵本自体は4歳から描いてますね。
なので、ゲームの後半は画力が上達しています(笑)
nama
物語も娘さんが?
nama
絵本の内容は殆ど使ってなくて、キャラクターと設定を使って、新しい物語を作りました。
シナリオは娘と私で会議(?)しながらアイデアを出しあって、娘の断片的なアイデアを私が補完しながら繋げたものになっています。
nama
じゃあ、お金持ちのカイくんとか、そのあたりのヤバイアイデアも娘さんが?
minna
▲ときどきヤバイネタも…。

nama
お金持ちがいるって設定自体は娘ですが、名前とかパロディのネタとかの膨らましは私の仕業ですw
nama
温泉に秘宝館とかありますもんね(笑)
入れないし中身がわかりませんけども(笑)
基本は娘さんがアイデアを出してわ~さんがまとめた、と。
nama
そうですね。さすがにぜんぶ娘の言うとおりだと、まとまらないし、そもそもお話やゲームにならないので(笑)
nama
トイレとか、風邪とかもユニークですが…これらも娘さんが考えたものでしょうか?
nama
トイレはですね、さいしょの村のマップをつくって、娘にやらせた時、「なんでこの家トイレがないの?トイレつけてよ!」と…(笑)
で、トイレを設置したんです。最初は調べると「しーしーぷりり」というだけだったんですけど「これシステムにしちゃおう!」と、仕組みにしたのは私です。
nama
では、風邪は?
nama
風邪は、最初一般的な「毒」のシステムをつけようとしたんですが、コンセプトが子供向けだったので、なるべく殺伐とした表現は避けよう、というのがあって「毒」を「風邪」に変えたんですね。
そしたら娘が「風邪はうつるんでしょ?」っていうので、敵がたまに最初から風引いてて、それがうつる仕組みに変えたんです。
nama
モンスターも悪い子にされているのを良い子に戻してあげる設定ですし、徹底してますね。
…でも、炎の杖を使っているとですね。
火であぶっていいこにしているという想像するとヤバイ構図なんですが…(笑)
nama
そこは突っ込みどころとしてわざと残しておこうと(笑)
minna3
▲どうみてもこれです。
nama
…臭いやりは衝撃的でした。
何が臭いのかと思ったら、おしりが棒の先についていて「えっ、こんな武器大人じゃ思いつかない!」と。
さらに、先頭になると「ぷぅ」という音とともにおならの臭いに敵がしびれて動かなくなるとか(笑)
nama
臭いやりは…娘のアイデアで「オナラを魔法にしたい!」っていうのがあってそっちが先にできたんですね。
nama
お、おお…(笑)
なぜ、おならを魔法にしたかったんだろう…
nama
その魔法は単純に敵をしびれさせるためのものなんですが、エフェクトと音で、ケラケラ笑うんですよね。
この年代って、男子も女子もオナラネタ大好きなので(笑)
それがよほど気に入ったのか、おしりのついた槍を描いてきて…「これもオナラが出るんだよ!」って言うので、武器として採用しちゃいました。
娘のお気に入りなので、この魔法や槍の時だけ、わざわざBGM止めて音聞かせてるんですよ。
nama
いい意味であほですね(笑)
そんなゲームを見せた時の、むすめさんの反応はいかがでしたか?
nama
最初見たときは、画面上で動いてる自分の絵を見て、ものすごく興奮してました!
それからというもの、私が仕事から帰ってくる毎に、「みんなクエスト、バージョンアップした!?」「もうお城に入れる?」などど「おかえり」よりも先に言って来ました。
nama
いい話や…完成品に対する反応はどうでした?
nama
完成品というか、制作中、常にテストプレイしてましたから。娘は一応「プロジェクトリーダー」という肩書きですし(笑)
ただ、娘にはまだRPGは早すぎたかもしれません・・・
nama
えっ!?
nama
シナリオそっちのけで、どんぐりを集めることに夢中になってましたから(笑)
nama
子供がはまれる世界観がよかったのかもしれませんね。
nama
延々とオナラばっかり使ってても、どんぐり集めるだけでも、本人が楽しければいいかなって。楽しみ方は人それぞれです。
ただ、エンディングまではぜひ行って欲しいなぁとは思います。ラスボス戦とかチカラ入ってますし、エンディングには歌も流れますし!
nama
今までになかったテイストのものを作っていて、不安はありませんでしたか?
子供が考えるアイデアをゲームにしたら、まとまらないんじゃないかとか。
nama
そこは不安はありましたね。
でも開き直りました。最悪「子供が作ったものだから」と言い訳できるし!(笑)
でも自信もありました。
最初に、娘のアイデアをまとめてシナリオプロットが完成した時、もう完成形がほぼ見えてましたから。
nama
娘を見続けたお父さんの確信でしょうか。
nama
今回BGMがやたらクオリティが高いのでそれに内容が負けちゃイカンというプレッシャーもありましたし、EDテーマのタイアップもあったので、延期は絶対できないぞ、と。
nama
タイアップ!
nama
BGM担当の人のオンラインユニットで「CQ」というユニットが唄っていて、その3rdシングルとして、iTunesで発売されるんです。
結果、想像以上にいいゲームになったと思います。
ホントはもっとゆるーいというか、練習のつもりでつくる気持ちもどこかにあったんですが、テストプレイヤーのみなさんや、スゴイ曲を書いてくれたルイ(http://ruy.cq-cq.net//index.html)さん、歌まで唄ってくれたCQさん、みなさんのおかげだと思っています。
nama
かなり豪華ですが、それで170円…?
nama
170円です!
子供のお小遣いでも買える価格にしました!
これはもう、作る前から決めていたので。
絶対にそれ以上の価値はあると思っています!
nama
それは自分もそう思います。
間違いなく170円以上の価値がありますね。
これからプレイするはずの皆さんに一言お願いします!
nama
子供にはやさしく、オトナにはどこか懐かしい、奇妙なRPGですが、シナリオ、音楽、システム、etc... すべてにおいて自信作です!ぜひ遊んでみてください!そしてエンディングで泣いてください!
『みんなクエスト』は本当に6歳の女の子とお父さんの手によって作られたRPGだった。
おそらく、これが単に子供を集めて「なにか考えてください、描いてください」だったら間違いなくできない。
親子だったからこそ作られた、他にないゲームと言っていいだろう。

冒頭でも書いたが、ゲームとしても楽しめてとてもユニークな雰囲気のゲームになっているので、気になった方が入れば是非プレイしてもらいたい。
たった170円だ。


アプリリンク:
みんなクエスト(itunes 170円)

関連リンク:
ララキラリ(itunes 300円)
ララ☆キラリを歌っているCQさんのHPはこちら
BGM担当のRuyさんのHPはこちら

コメント一覧

    • 1. 通りすがりのゲーマー
    • 2013年09月05日 22:25
    • すごいお父さんや・・
    • 2. 通りすがりのゲーマー
    • 2013年09月05日 23:27
    • おお!みんなクエストのお父さんのインタビューではないですか!
      ゲームの内容もさることながら、みんなシリーズの絵本の内容のシュールさが秀逸でしたwww
      facebookにアップしてる現物を子供に見せたら大爆笑してました、カニにはさまれるやつとか!
    • 3. 通りすがりのゲーマー
    • 2013年09月06日 08:23
    • このゲーム、心が暖かくなりますね!
      おすすめ通りプレイしてみてよかったです。

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