課金：課金専用通貨(通常プレイで入手不可)、ゲーム内通貨（それなりに手に入る）
開発：MADFINGER Games
評価：3.0（面白い）
無課金でも非常に快適に遊べる グラフィックも操作性も良い いつでも対戦相手がいる
ZONECONTROLのマップが単調Unity（ゲーム制作ツール）で作られた中でも、最高峰のグラフィックを誇ることで話題になったTPS（自キャラが見えるアクションシューティング）『SHADOWGUN』のオンライン専用バージョンがこの『SHADOWGUN:DEAD ZONE』だ。
基本無料とは思えないぐらいきっちり作りこまれており、基本無料最高のオンライン対戦アクションシューティングといっても過言ではない質。
最大12人同時対戦のオンラインプレイを、無料で何不自由なく動きまわって思う存分に撃ちまくれる。
▲相変わらずグラフィックはかなりのもの
操作はオーソドックスなFPS操作で、アナログスティックで移動（ダッシュあり）、画面をドラッグして視点変更、射撃ボタンで銃を撃つ。
最大で３種の銃とグレネードなどのサブウェポンを使い分けて戦っていく。
残念なのは傾け操作でのエイムがないことか。
ゲームモードは【DEATH MATCH】と【ZONE CONTROL】の２つ。
【DEATH MATCH】では最大12人同時対戦で10分間に相手を殺した数を競う。
【ZONE CONTROL】は、マップ上に配置されている旗を制圧（一定時間旗の付近にいる）することで得点が入るタッグマッチ戦。
バランス調整的なことを言うと、グレネード（ボム）の効果範囲が大きく、初心者でもボムを投げておけば敵を殺せることも。
おかげで【DEATH MATCH】ではどんな初心者でも数回相手を倒せているようだった。
運の要素が大きいが、パーティーゲーム的でこれはこれでOK。
▲すぐ死ぬ。でもすぐ復活するし、自分も倒せるから満足。
一方、【ZONE CONTROL】は2チームに別れて陣地を取り合うチームワークの戦い。
運ではなく、確実に陣地をひろげる戦術が求められる。
ただし、1本道のマップしかなく、地形が平等でないマップがあるのでちょっと不満に思うプレイヤーもいるかも知れない。
▲マップに配置された旗を取り合う
ゲーム終了後は成績に応じてコインが手に入り、新しい武装を購入したり、走る速度・HPなどキャラクターの能力を上昇させることが可能だ。
現在のところ、ゲーム中で使われるアイテムは全てコインで購入可能だが、手に入るコインの量を考えると完全装備するにはそれなりにやり込む必要がある。
課金専用通貨のゴールドは、キャラクターの外見を変える【スキン】と【プレミアムサービス】の購入に使用する。
【プレミアムサービス】は時限式の優遇サービスで、期間中は手に入る経験値とコインが1.5倍、さらにプレミアムサーバーとヴォイスチャットが利用できるようになる。
ゲームの快適さがアップし、時間短縮にもなるわけだ。
実際に加入してみると、ヴォイスチャットはノイズが入りすぎて少し厳しかった。
基本無料部分のサーバーも十分楽しめる反応なので、プレミアムサービスに加入する必要は感じない。
ただし、コインと経験値が素早く貯まるのはかなり嬉しい。
時間があるならばコインをお金で購入するよりも効率が良いし、わずかにサーバーも快適なので、１日中やるような勢いならば加入しても損はない。
グラフィックは LOW、MEDIUM、HIGH、ULTRA HIGHと4段階の調節ができ、自分の端末でスムーズにプレイできる中から選択が可能。
LOWはかなり荒くなるが、MEDIUM設定の時点で十分きれいで、 HIGH 以上は反射演出や敵のグラフィックがよくなっていくだけで、そこまでの差を感じなかった。
iPhone5 では ULTRA HIGH、iPad mini では MEDIUM が適正グラフィックと判定された
▲ULTRA HIGH
▲LOW
さて、長々と説明してきたが、基本無料でも本当に快適に遊べるのでまずは遊んでみて欲しい。
サービス開始になったばかりで、マップの数や構造、全体的な質はまだ『モダンコンバット３』にはかなわないが、十分すぎるほど楽しい。
IPhone の画面だと小さくて敵が見えづらいことがあるが、iPad、iPad mini ならさらに楽しめるはず。
アプリリンク：
SHADOWGUN: DeadZone(itunes)
動画：
