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レビュー:王国の道具屋さん マリーのアトリエ+トルネコ+放置系!?病みつき。

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タイトル 王国の道具屋さん
ジャンル 道具屋経営放置型シミュレーション
価格 無料
アプリ内購入 ゲーム内通貨購入(なくても容易にクリア可能)
日本語対応 あり
販売元:Come-Come Cat | Version:1.0.0 | GameCenter:ランキング | 対応機種:iPhone / iPod touch | レビュアー:トシ
評価:3.0(面白い)
お手軽だが、プレイしている感あり
お店で物を売るのが単純だが楽しい
ちょうどよく終われるボリューム。
もう少しキャラクター性があってもよかったかも
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父の借金を返済するため、道具屋を経営するお手軽放置系経営アプリ。
『ドラゴンクエストIV』のトルネコの武器屋経営や『マリーのアトリエ』を思い出すプレイ感覚。
そして、ドット絵にどこか懐かしい雰囲気の音楽で見た目にも入りやすいく、誰でもハマれる1作。

まず、お店の棚に商品を設置。
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すると、お客さんがお店に入ってきて自動で売れていく。
気分はぷちトルネコ。
このとき、外を歩いているお客さんをタッチすると店に入ってくる確率が上がるので、待ちきれない場合は監視しながら待つべし。
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商品が売れたときにコインを指で「ズサササーっ」っと取っていくのも気持ちいい(とらなくてもちゃんと回収される)のもポイント。
なお、アプリを切っていてもお店の経営は続いて、実時間の経過に応じて自動でアイテムが売れていく。
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商品には「販売数ボーナス」があり、一定数売るとボーナスで主人公が強くなったり、王国の繁栄度が上がってより強い傭兵が雇えるようになる。
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商品の仕入れはダンジョンで。
傭兵を雇って仕入れに向かい、ダンジョンを攻略することで入手する。
このあたりはなんとなく『マリーのアトリエ』を連想する。
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これを繰り返してお金をため、借金を返し、徐々に店を大きくしていくシンプルなゲーム。
他の放置系との違いは「プレイしている感覚が大きい」こと。
次々と客が訪れるフィーバータイムではちゃんと客をさばくために品物をリアルタイムに補充する必要があるし、終わったあとは「一仕事終えた」感じがある。
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放置系は数時間〜十数時間まつこともあるが、こちらは序盤なら30分、先に進んでも2〜3時間まてばアイテムは売り切れ、早いペースで進むので待っている感じもあまりない。
単純な作業の繰り返しなのでいつか飽きがくるわけだが、このゲームは10日もあればクリアできてしまうボリュームで「飽きるかも」と思うころに終わる潔さ。
簡易ながら珍しくエンディングがあるのが嬉しい。

お手軽で、調度よくまとまったゲームとして気分よくプレイして、気分よく楽しめる。
劇的に面白いわけではないが、誰でも楽しめるおすすめの1作。

王国の道具屋さんのDL・詳細はこちら(itunes)