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レビュー Shine Runner

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タイトル:Shine Runner
ジャンル:ボートアクション
価格:85円
アプリ内購入:なし
日本語対応:なし
Retina 対応:あり
レビュアー:トシ
販売元:Vector Unit | Version:1.0 | GameCenter:実績・ランキング対応 | 対応機種:iPhone / iPod touch / iPad

評価:2.5(価格通りに楽しめる)
+障害物を壊す爽快感
+納得の水の表現
-交易要素は運
-コースが単調

水の動きが美しいジェットスキーレース、『Riptide GPを開発した Vector Unit の iOS 参入2作目。
沼地に面した街をボートで行き来して交易し、10日間でどれだけお金を稼げるかチャレンジするボートアクション
本格レースだった前作に比べ、今回は爽快・お手軽なゲームに仕上げてきた。
昨日、注目のゲームとしてピックアップしたので早速紹介していきたい。

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ゲームのメインは沼地のコースをゴールまで駆け抜けるボードアクション。
コース上には配置されているドル袋を集めたり、コースの目標タイムに近い時間でゴールすることでお金が貯まる。
つまりお金集め+ボートドライブという形だが、小難しいことを考えずに爽快にプレイすることだけに重点が置かれている。

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コース上には様々な障害物があるが、基本的にぶつかれば全て破壊可能。
スピードも全然落ちない。
派手な破壊音と粉々になる障害物の演出はかなりの爽快感だ。

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いろいろ破壊しすぎると警官が出現するが、お邪魔キャラと言うよりも吹き飛ばされるためだけに出てくるような存在。
とにかく壊してぶつかってもペナルティが無いので、好き放題やればいい。
コース上ののお金を取るのも、ぶつからずに進んでいくのも際どい操作が要求されるものはなく、まさにお手軽。
ボートも自動化速で、操作は左右のハンドル操作しかない。

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とにかくお手軽でプレイしてすぐは「おっ!?」となる爽快感がウリだが、残念なのはその後が続かないこと。
7つのコースはそれぞれにすごい特徴があるわけでもなく、障害物を破壊する爽快感はいいのに、破壊に対するご褒美もないしバリエーションが少ないので飽きてしまう。

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交易要素があるといっても物価の相場がランダムに上下するのでハイスコアを出せるかどうかは運しだいなのでハイスコアを狙う気も起きない。
面白くなれるポテンシャルはあるのに、伸ばす方向を間違えてしまった印象だ。
例えば、もっとコースに変化をつけ、いろいろ壊しまくって被害総額を競うようなゲームだったらもっと面白かったかもしれない。
定価がいくらかはわからないが、発売記念価格の85円であればありといったところか。

スタッフコメント
トシ:
動画を見ると面白そうで、実際プレイしても動画の通りなのに繰り返しプレイする深さが欠けてしまっていた。
期待していただけに残念。
85円なら悪くなはいのだが…。

動画