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2010年iPhoneゲーム大賞候補を語る10【TheSlayer】


こちらでノミネートされている大賞候補を全て語ろうという無茶な企画第10回。
非常に個人的な感想を垂れ流していくレビューとは違った企画。

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今回はやねうらお-よっちゃんイカは侵略!イカ娘の夢を見るでゲソ!さん推薦のTheSlayer
(タイトルクリックで紹介記事へ)
当サイトでのはレビュー記事はまだない。
それはやねうらおさんの紹介記事がすごすぎるから。
50ステージぐらいまでやったところで「攻略した」と胸をはっていえなかったのだ。
この後に続く記事を見る前に、まずはやねうらおさんの記事を読んでいただきたい。

指が折れるまで!
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TheSlayerはいわゆるライン型RTS。
Heroと呼ばれるプレイヤーが動かせるユニットがおり、戦ったり魔法で戦局を動かすことができるのが特徴。
そして、なんとこのゲームにはゲームオーバーがない。
自動的に強くなっていく敵に対して、何度でも丁度良く戦えるレベルになるまで再挑戦できるのだ。

どんな下手なプレイヤーも、上手なプレイヤーも、自分の調度いい難易度になるまで調整できるのである。
さらに言えば、仲間をパワーアップさせて戦うスタイルでも、自分をひたすら強化するスタイルでも、ちょうどいい難易度になるので、プレイヤーの好きなスタイルを実現できる懐の深さがある。

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そして、恐ろしいことにこのゲームには終わりがない。
自動的に強くなっていく敵に対して、自分が満足するまで戦い続けることができるのだ。
エンドレス=はまったら絶対に抜けられない地獄(天国?)のゲーム。

私は最初、右手の親指でボタンを連打していたが、指の関節が炎症を起こし赤く腫れ上がった。仕方ないのでiPhoneを机に置き、人差し指で連打することにした。人差し指も次第に痙攣し感覚が無くなってきたので、中指、薬指、小指も使うようにした。しかし小指も痺れて感覚が無くなってきたので今度はiPhoneを180度回転させ、左手の指で連打するようにした。

(やねうらおさんの紹介記事より)

ということで、永遠に終わらないし、止められない。
TheSlayerにはまるということはそういう事なのだ。
(そこまでプレイする方も恐ろしいというのはさておき)恐ろしいゲームである。


大賞にふさわしいのか?
「誰もが丁度よくプレイできる」ライン型RTS、TheSlayerは間違いなく良くは出来ている。
ライン型RTSにしてはある程度の変化があるし、延々とアップグレードできるのでコツコツやる人間にはたまらないものがあるが、基本的には作業ゲーム。
スコア稼ぎにいたっては根気との勝負である。
とても万人向けとは言いがたい。

しかし、2010年iPhoneゲーム大賞は「ゲーム好きのブロガーが、自分の好きなゲームを推す」というコンセプトの賞。
であれば、ゆうに40時間以上このゲームにはまり続けたやねうらおさんがTheSlayerを推すのは当然である。
やねうらおさんとゲームの趣味が合う人は幸せだ。
なぜなら、このゲームをプレイするだけで指が折れるまでハマることが約束されているから。


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私は仲間の攻撃力を上げて、優勢になった瞬間に一気に敵を葬り去るスタイルが好きだ。
最初にレビューを書こうと思ったときはステージ40ぐらいだったが、なんだかんだでちょっとずつプレイしてすでに75ステージまで行ってしまっている。
ステージ100をクリアした頃、改めてちゃんとしたレビューを書こうと思う。
それでもやねうらおさんの7分の1なのだが…。