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DIALO風RPG Underworlds

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タイトル:Underworlds
ディベロッパー:Pixel Mine game
プレイ時Version:1.24
ジャンル:RPG
価格:115円
Underworldsはこちら(itunes)
体験版Underworlds Liteはこちら(itunes)

薄暗いダンジョンの中を冒険し、邪悪な敵を打ち破る王道RPG。
ゲームの目的もシステムもディアブロ風の2DアクションRPGほぼそのまま。
iPhoneでディアブロのようなゲームをプレイしたければUnderWorldsだ。

どんなゲーム?
ダンジョンを探索し、敵を倒してキャラクターを強化してさらに奥へと進んでいくハック&スラッシュアクションRPG。
世界観的にも内容的にも「iPhone向けにスケールダウンしたディアブロ」といった感じだ。
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職業は1種類のみ、操作性が悪くなりがちなタッチパネルを考慮してか敵の行動パターンもやや単調になっている。
が、基本的な面白みはきっちり受け継いでいる。
プレイヤー職業は戦士のみとバリエーションは少ないが、LVUP時は好きな能力とフィート(必殺技)を伸ばすことができるのでキャラクターのカスタマイズは楽しいし、アイテムが豊富にあるので装備を強化していくのも楽しい。
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操作についてもタッチパネルへの最適化の努力が見られる。
大抵のボタンは押しやすくて邪魔にならない箇所にあるし、攻撃ボタンを押しっぱなしで連続攻撃するようになっているので連打も必要ない。
移動操作はバーチャルスティックと目的地をタッチする方法の2通りから選択でき、プレイ中に問題を感じることはあまりない。
唯一、メニュー画面や装備のタップがやりづらいことが気になるが慣れれば大丈夫な範疇だ。
発売時期を考えると操作性は良いほうだろう(現在としてはやや移動の操作に難有りか)。
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このゲームがディアブロと異なる点があるとすれば、ディアブロではキャラクターを中心に画面が照らされるが、このゲームではダンジョン内の照明の部分だけが照らされる、ということ。
これだけの違いだが、ゲームに「暗い迷宮を探索する感覚」を提供する要素として機能しているのだ。
このゲーム、暗いと言っても見えづらい程度ではない。
ほぼ見えない。
そして、高難易度では見えない場所で敵に囲まれることは死を意味する。
明かりのある場所で敵と戦い、奥に進むときは次の照明を探して手探り気味で進んでいく。
暗闇の不安を感じられるのが面白い。

今となっては少し古い感じがするものの、ディアブロが好きな方なら間違いなくオススメ。
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オプションの「明るさの調整」を行うことで上図のように「暗闇」をなくせるので、気軽にやりたい方はそちらで。
ヘビーな方は高難易度で基本設定のまま照明を探すダンジョン探索プレイを是非試して欲しい。

トシの評価(5段階)
クリアまではおよそ6時間。
難易度設定、装備や能力を引き継いで2週目モードがもあるので複数回プレイも可能だ。
当初は600円だったが、現在は115円で安定しており、古さを差し引いてもオススメ。
なお、高難易度はかなりマゾゲー。

総合3.5(すごい面白い)
+難易度が低ければサクサクライトゲーム
+緻密な2Dグラフィック
+高難易度・明るさの調整なしの雰囲気
-メニュー・装備画面の操作性