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SIE、Savage Game Studiosの買収契約締結を発表。プレイステーションスタジオモバイル部門で「AAAライブサービスアクションゲーム」を開発中

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SIEは、本日、フィンランドのヘルシンキ本拠地とするモバイルゲーム開発スタジオ Savage Game Studios の買収について、確定契約を締結したことを発表した。
これによって、モバイルプラットフォームでもプレイステーションの体験をユーザーに提供していくという。

Savage Game Studios は、Michail Katkoffさんをはじめとしてロビオ・エンターテインメント、ジンガゲームネットワーク、ファンプラス、スーパーセル、ウォーゲーミング、グリー、インソムニアック、Kabamなど様々なモバイル企業で長年活躍し、経験豊富なクリエイターを集めてモバイルゲームの開発・運用に取り組んでいるとのこと。


公式リリースでは、すでに新たなモバイル向け「AAAライブサービスアクションゲーム」の開発を進行していることも発表されている。
同スタジオはモバイル・PC向けゲーム開発のために設立されたスタジオで、リリース実績はないが2021年にモバイル向けのシューターゲームを開発していることを明らかにしていた。
当時のスタジオのプロフィールページ(削除済)ではスタッフが好きなシューターを公開していたので、そういったノウハウは存在することだろう。
シューター系ゲームが出てくるのか、それとも異なるゲームが出てくるのか、注目したい。
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▲公式ページ(旧)より。すでに削除済

同スタジオは、プレイステーションスタジオ・モバイル部門に所属する。
この部門はコンソール部門から独立して運営され、新規・既存のプレイステーションIPをベースにしたモバイル体験の制作に取り組むとのこと。
SIEは、2025年には自社タイトルの約半数をPCとモバイルプラットフォームで展開する見込みであることを事業説明会で発表しており、他にもモバイルタイトルを開発中としている。
スマホゲーム好きとしては期待せずにいられない。

それにしても、日本にはフォワードワークスというSIEの既存IPを利用したスマートフォン向けゲームを展開する会社があるが、それとはまた別の扱いになるのだろうか。

関連リンク:
Savage Game Studios公式
Savage Game StudiosがPlayStation Studiosの一員に – PlayStation.Blog 日本語