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『小惑星の教室』iOS/Androidで配信開始。擬人化された小惑星と語り、気候変動で人が住めなくなる地球と宇宙の可能性を考えるSF短編ノベル

小惑星の教室 (App Store 250円 / GooglePlay 250円)
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アプリ開発者 Shibusawa Rocket は、本日2022年1月25日、小惑星擬人化短編 SF ノベルゲーム『小惑
星の教室』を App Store / Google Play 向けに配信開始した。
本作の舞台は、気候変動で地球環境が悪化し、人類の多くがスフィアと呼ばれる閉鎖型ドーム都市や地
下都市で生活するようになった2077年。
東京が水没し、その避難場所として多摩丘陵に作られた“たま東京”で、主人公はガイドAIキャラクター“たまこ”と共に、擬人化した7人の小惑星たちと会話しながら来たるべき人類の未来に迫ってゆく。
価格は250円、追加課金はなし。

PVはこちら。


主人公は閉鎖的な“たま東京”の住人で、あるとき“たまこ”に疑似天体旅行のツアーに誘われる。
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そして、そこで擬人化された小惑星と会話する形で独特の構造を持つ小惑星などの存在と……。
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その小惑星が持つ危険や可能性について学習していく。
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本作は30~40分程度で読了するノベルゲームで、ボリューム的には商業製品と比べると物足りないことは否めない。
しかし、SF的な「人類を待つ未来の可能性」として納得できる始まりと終わりはあり、作者が目指したという「どんな環境でも夢を持ち挑戦することの大切さや、小惑星という太陽系の歴史と多様性が凝縮された興味深い天体たちを描きたくて制作しました。」というメッセージはかじられた。
こういったイラストや手作り感のあるノベルゲームが好きなら試してみるといいだろう。

アプリリンク:
小惑星の教室 (App Store 250円 / GooglePlay 250円)