東宝株式会社が展開するゲーム事業レーベル TOHO Games（トウホウ ゲームス）は、本日2021年3月25日、スマートフォン向けにゴジラのゲーム3本を、2021年に全世界で連続リリースすることを発表した。
日本では5月14日から、米国では3月31日より公開されるハリウッド映画『ゴジラvsコング』、TVアニメシリーズ『ゴジラ S.P＜シンギュラポイント＞』と連動した展開でゴジラワールドが広がるという。
ゲーム1本目は、ゴジラ放置育成ゲーム『RUN GODZILLA（ラン ゴジラ）』。
2本目は、ゴジラになって世界各国の都市を破壊する『GODZILLA DESTRUCTION（ゴジラ デストラクション）』。3本目は、対戦ゲーム『GODZILLA BATTLE LINE（ゴジラ バトルライン）』。
『ラン ゴジラ』は本日3月25日より、日本をのぞく全世界でリリース、残り2本は本日より事前登録キャンペーンが始まる。
3作品連動PVはこちら。
さて、各ゲームの説明に入っていこう。
『RUN GODZILLA』は、ゆるくてシュールな、ゴジラ放置育成ゲーム。
村人の祈りでゴジラが強くなり、基本としては放っておくだけでゴジラたちが強くなるという。
ゴジラたちにも村人にも限られた時間があることを大切にしており、村では日が昇り、日が沈み、それが繰り返される。
そして、いつかくるお別れのときに備えてゴジラ達を育て、次の世代に能力を引き継いで、強いゴジラ達を育てるゲームになっているとのこと。
怪獣レースもあるそうだが、育てたゴジラはどのように使われるのだろうか。
日本のリリース予定は明かされておらず、事前登録もなされていない。が、5月の映画公開時に始まるか、情報が明かされるものと想像される。
『GODZILLA DESTRUCTION』は、 破壊王ゴジラになって世界各地に上陸し、都市を破壊する爽快アクションゲーム。
予約TOP10によれば4月上旬リリース予定となっている。
▲公式リリースで「破壊王」って書かれると、PSの懐かしいあのゲームを思い出してしまう…。
ボスも登場し、こちらはかなり迫力のある構図になっているようだ。
事前登録は、下記の3種類の方法で行える。
『GODZILLA BATTLE LINE』は、自分だけの最強怪獣チームを組んで、全世界のプレイヤーとリアルタイム対戦でき、かんたんなのに奥深い3分間の白熱バトルとされている。
ゴジラシリーズの人気怪獣&兵器が勢揃いするという。
正直に言わせてもらうと、「自分だけのチーム」「かんたんなのに奥深い白熱のバトル」は地雷ワードなのでそれ以外をPRして欲しい気持ちがある。
が、予約TOP10のサイトを見ると、『GODZILLA BATTLE LINE』はかなり興味深い。
ゴジラからメーサー砲まで、さまざまなキャラがフィギュア化され、これをマップに出すと AI で勝手に行動して戦うという。敵の本拠地を破壊するのか、マップの破壊率を競うのか、いろいろ想像できるが、『クラロワ』系か、その変化系か。
フィギュアコレクションするにせよ、対戦するにせよ楽しめそうだ。
▲地形も重要になるとか。
リリースは5月中旬となっており、事前登録キャンペーン登録は下記の3種類の方法から可能。
各ゲームとも、事前登録することでオリジナルコンテンツが手に入り、今後とも何かしらプレゼントを考えているとのこと。
常務取締役 大田圭二CGO（Chief Godzilla Officer）さんによれば、
2021年はTVアニメシリーズ『ゴジラ S.P＜シンギュラポイント＞』の地上波放送があり、ハリウッド超大作となる『ゴジラvsコング』の公開が控えています。そんな中、ゴジラブランドにとって、もう一つの大きなムーブメントとなるのが、今回リリースする全世界向けのスマートフォンゲームです。とのこと。
3タイトルともに、東宝自らがパブリッシャーとして、企画性・世界観を大切にしながらも、スマートフォンならではの「新しいゴジラ」を生み出すために、このプロジェクトに関わるスタッフ全員が一丸となって開発を進めてまいりました。
通勤、通学、休み時間など日常のちょっとした時間にプレイしていただき、ゴジラを身近に感じていただけますと幸いです。
バラエティに富んだ各タイトル通じて、人種や世代を超えて世界中の人々に愛される『ゴジラ』ワールドを展開してまいりますので、今後にご期待ください。
正直、こういったキャラもの、連続リリース系は微妙そうなゲームが多いのだが……今回はなかなか気合いが入った展開で驚いている。
リリース時には新作として紹介すると思うので、お楽しみに。
