ゲームのお約束を破るRPG『moon』の生みの親の1人とされるゲームデザイナー木村義郎さんは、自らが代表を務める Onion Games の公式サイト上で新作の箱庭RPGの制作開始を発表し、直筆メッセージを載せた特設サイトを公開した。
箱庭型RPGは木村祥郎さんがよく使う言葉で、『moon』のような箱庭のような世界内を舞台としたRPGを指すものと思われる。
木村祥郎さんは、常々箱庭RPGにチャレンジしたいと語りつつも、RPG制作にかかる予算の大きさから「今すぐには作れない、これから出すゲームが売れたら作れるかもしれない」ということを語っていた。
『Million Onion Hotel』や『Black Bird』、『moon』を経て、ようやくそこの準備が整った、ファンの応援や新規プレイヤー取り込みが功を奏したということだろう。
ゲーム内容に関して詳細は明かされていない。
しかし、発表文を見るに『moon』は言うまでもなく、これまでの Onion Games にも見られた童話的で風刺的な作風なのだろう。
この世は理不尽なできごとでいっぱいだ。
大人たちは世の理不尽を解決せず放置してきた。
はたして、子供たちはそれをのりこえることはできるのか？
ボクはRPGに童話的な浪漫を復活させ
ボクなりの答えを見つけたいのです。
（特設サイトメッセージより）
ゲームの最新情報は、Onion Games の情報マガジン“のぞき見クラブ”で配信されるとされている。
気になる方は、下記のリンクから木村祥郎さんのメッセージを見て、のぞき見クラブへの登録を済ませておくと良いだろう。
関連リンク：
