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199X年シューティング『たわし』がiOS/Androidに登場。見た目は緩くも、シューター向けのネタと面白さが光る良作

たわし (itunes 610円 iPhone/iPad対応 / GooglePlay 610円 / Steam 980円)
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ふざけた名前のくせに、なんて面白いんだ……。
日本のインディー開発者MUTOYSから、199X年ドット絵シューティング『たわし』がiOS/Android/Steam向けにリリースされた。
「199X年ドット絵とは?」という文字が気になると思うが、これは実際に作者が1990年代に手で打ったドット絵を利用して作られたため、199X年風ドット絵ではなく、正真正銘の199X年ドット絵ということ。
レトロ風ではなく、本当に古いドット絵を持ってくるとは……昔から開発していないとできない荒業である。

そんな『たわし』だが、プレイしてみるとこれが面白い。
敵弾は識別しやすく、当たり判定はわかりやすく、うちこんで気持ちいい。シンプルな面白さを突き詰めたシューティングになっている。

ステージ数は5つ、難易度は4つ。普通難易度なら誰でも楽しめて、地獄難易度ならゲーム好きでも歯ごたえを感じられる。
最初ストアで見たときは買うか悩んだものだが、いざ買ってみるとPC98っぽい空気が懐かしいだけでなく、『ゼビウス』から『グラディウス』までさまざまなパロディもあってシューティング好きなら610円でも「お買い得」と遊べることだろう。
ぜひ、シューターの皆さんに遊んでいただきたい。

アプリリンク:
たわし (itunes 610円 iPhone/iPad対応 / GooglePlay 610円 / Steam 980円)