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サバイバルを作りたいから、地図制作ゲームを、惑星サバイバルゲームに変えちゃいました。BitSummitで見た『INO 2』大アップデート

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未知の惑星を歩いて惑星地図を作る未開惑星探検アドベンチャーゲーム『INO(イノー)』。
その大規模アップデートの先行体験版『INO 2』が、インディーゲーム展示会BitSummit 7th Spritsに展示されていた。
今回のアップデートではまったく新しい惑星が追加され、大量の宇宙生物がいる惑星内でのサバイバルゲームになるという。
もともとそういった「探索とサバイバルがもう少しあったら…」という食い足りなさがあったが、それが完全に解消されるようだ。

予告動画はこちら。

『INO 2』では主人公も惑星も入れ替わり、完全に新規のゲームが始まる。
プレイヤーはロケットで未知の惑星に不時着し、そこを脱出するために周辺を探索することになるが……そこは前作よりもはるかに多様な怪物が生息する危険な惑星。
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その中でバッテリーの消耗を気にしつつも探索し、資源を集めてパワーアップし、行動範囲を広げるプレイは全作通りだが、バランスは厳しいサバイバルに寄せてあり、序盤からバトルが頻発した(逃げることもできる)。

まったく同じシステムではあるが、拠点のドット絵なども新規に描き起こされており、プレイ感覚としてはもはや新作。
しかも、「前作のボリュームが少なめだったので、課金した人は同じアイテムがINO2でも使えるようにしました」とのこと。前作に課金していれば、今作でも有利になるようだ。

それにしても、歩いて日本地図を作った歴史上の人物、伊能忠敬の名前からとって地図を作るアドベンチャー『INO』とつけたはずなのに、地図作りを放棄してサバイバルにするとは……。
これについて作者さんにうかがったところ「作りたくなったから作ってしまった」とのこと。
これもまた、インディーか。

サバイバル好きなら楽しめる仕上がりになりそうだったので、気になる方はまずVer1.0(これがアップデートされてそのまま2になる)を遊んでみるといいだろう。

アプリリンク:
INŌ (itunes 無料 iPhone/iPad対応 / GooglePlay)