YOOGAMEより、天空の島からの脱出を目指す戦術ゲーム『スカイフォートプリンセス』（スカプリ）がリリースされた。
本作は「少女の悪夢の中に入り込み、アビスの奥深くにある扉を開き、夢から脱出する」ゲーム。
なんだかRPGのような設定だが、遊んでみるとこれは……ライトなノリとRPGっぽいテイストで始めやすい『Game of War』系のヘビーギルドバトルゲームであった。
少しプレイして感じたのは、とにかくヘビーゲームを軽いノリで始めさせようとする涙ぐましい努力だ。
オープニングから怒濤の勢いで漫才のようなボイス付き漫画が展開し、ひたすらノリを軽く見せる。
これがものすごい量のカットと、日本人声優による気合いの演技で、低予算アニメのようなギャグ展開。これだけ見ても楽しい。
で、ゲームが始まると、拠点の施設を強化し、武将をそろえて戦う『Game of War』や『FF15 新たなる王国』のようなゲーム。
分かりやすく言えば、ひたすら拠点の施設のレベルを上げ、ギルドを作って大勢のプレイヤー同士で領地を巡って争う戦国系のリアルタイム戦術ゲームだ。
▲本拠地。建物を建てて拠点をひたすら強化
バトルは中華系RPGのような成長システムを採用した武将を育て、銃・弓・歩兵・騎兵の4種類の兵士がその武将と共に自動で戦う戦争風ゲームになっている（スキップ可）。
見応えはあるが、基本は育成が勝敗を決める。
なお、このパートは最初1人用RPGのように進むようになっていて、ここでも「いきなり対人戦に突っ込まない」配慮が見られる。
多少ゲームが進んだらギルドに入り、全体マップで資源が手に入る拠点を固めたり、大勢で巨大モンスターを倒したり、他のギルドのメンバーの拠点を攻めて戦ったりと、お決まりの流れになるようだ。
これがなかなか功を奏していて、物語にも入りやすいし、『Game of War』や『FF15 新たなる王国』と比べるとRPG色が強く見えてとっつきやすい。
この系統は飽き飽きしていたけども、なんとなくやる気が出てきてしまった。
現在のところ楽しめているので、上手くいけば少し遊んでレビューもするかもしれない。
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