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“ダークファルス”との約束された最後の戦いに挑むRPG『イドラ ファンタシースターサーガ』。PSO2生放送の情報まとめ。

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『ファンタシースター』シリーズ30周年作品『イドラ ファンタシースターサーガ』(イドラ)の新情報がPSO2公式放送で明かされたので、せっかくなのでまとめておく。
彼らの言葉を信じるのであれば、本作は「意欲的なシステムが多数盛り込まれた」新作になるらしい。

まずお約束、予告動画はこちら。

『イドラ』はマルチプレイ要素もあるが、基本的に1人用のRPGとされており、サイドビューのバトルの見た目が『FGO』に似ていることから話題になった。
ただし、ロウとカオスの陣営に分かれたキャラクターの運命をプレイヤーの選択が決める“運命選択RPG”であり、バトルはコマンド式なのでシステム面では『FGO』とははっきり異なる可能性が高い。似ているのは、あくまで第一印象の見た目だけだろう。
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気になるメインスタッフは、田中俊太郎さんがプロデューサー、脚本、世界観作成担当。
彼は『戦場のヴァルキュリア』ディレクター・脚本・世界設定で、『エターナルアルカディア』の脚本・世界設定を担当している。両作品とも王道の世界観と物語が楽しめたので、こちらは心配なさそう。
ディレクターは陳智政さん。『PSO2es』ディレクター、『PSO2』アシスタントディレクターであり、実績はあるようだ。
アートディレクターの陸浦昌さんに関しても、PSO2でリードアーティストを務めており、実力はある模様。
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さて、今回放送で明かされたのは、本作の最終ボスがシリーズ通してのボス“ダークファルス”(人間などの悪意が形を取った存在)であり、本作に登場するボス“イドラ”がその眷属であること。
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世界観などについてはまだあまり語られておらず、頼れる船乗り“ユリィ”と、仮面の被ったヒロイン“ステラ”の2面性を紹介するのみとなった。
ただし、ファンタジー世界なのにユリィが“マグ”(PSO世界における機械的な補助キャラクター)を持っている理由は物語を通じて明かされるとだけ語られている。
『ファンタシースター』では、前半が閉じたファンタジー世界であっても、後半になって一気に開けてSF化する展開が多い。そういった展開が今回も期待できそうだ。
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また、PSO2より登場するキャラクター“クーナ”の紹介にて“列伝クエスト”なるもの存在することも判明した。おそらく、『チェインクロニクル』のように各キャラクターに物語が用意されているのだろう。
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そして、「まだ明かしていない意欲的なシステムがたくさん搭載されている」と語り、8月27日に『イドラ』の単独生放送が行われ、そこでゲーム内容の詳細などが明かすことを告知した。
自分自身はまだ事前登録していないが、この放送次第で「単にFGOっぽいヤツじゃないんだな!」と思えたら登録しようと思っている。
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また、本日オープンした公式サイトでは毎週火曜日“さくっとゆるイドラ”という漫画が掲載され、そこでゲーム内容が明かされるとのこと。
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私は「プレイヤーの選択で変わる物語」にはとても期待しているし、ファンタシースター的な物語にも期待しているから、期待度はある。
一方で画面から受ける印象はあまり良くないので、早いうちにその「意欲的なシステム」を見せて不安を払拭して欲しい。

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