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『ドッカンバトル』プログラムを一部掲示して表示バグの説明を実施。残る疑惑検証のため情報提供をお願いします

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『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』のガチャ(ゲーム内表記はガシャだが、本サイトではこの仕組みをガチャという呼称で統一)において、排出されるキャラクターの表記がプレイヤーによって異なっていた事件。これについて、バンダイナムコは該当部分のプログラムを公開しつつ詳細説明をする異例の対応を行った。
11月16日深夜の報告で「メモリ管理プログラムのエラー」とされていたが、追加の報告では、このメモリ管理部分の処理の詳細とソースコードを見せた形となる。
「ドラゴンボールZ ドッカンバトル」一部ガシャの「出現キャラ一覧」及び「出現キャラ提供割合」表示に関する不具合につきまして

ざっと目を通した感想では、屈は整然と通っているように見える。
5ちゃんねるなどの有志があつめた症例画像について、今回のプログラムと処理説明ですべてのパターンが網羅される(※ピックアップだけでなく、全キャラクターに同じ処理を行っている前提で)。

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▲5ちゃんねる有志による症例画像。


今回の事件に関しては大企業がそういったことを行うインセンティブが低すぎるとは言ってきたし、「同じキャラクター表記がガチャに2度登場する」のはバグでなければよほど想像しづらいとも思ってきた。

お詫びの龍石300個は課金者からすると「ふざけるな」と思える量であること、原因は書いても今後の対策を書いていないこと、ソースコードを出す必要はなかった(処理の説明で良かったのではないか)という点で気になる報告と言えるが、現段階では理解はできる内容と思っている。


ただ、ゲームキャストとしては1点、まだ気になる部分がある。
今回の事件はあくまで「表示上の不具合」であり、「内部のガチャ確率は正常」であったとされている。それならば、「ピックアップ表記になかったキャラクターが当たった」という報告がどこかでなされても良さそうなものだが、そういった報告は確認できていない。有志と行った5ちゃんねるの確認、メールでいただいた情報提供のどちらにもなかったのだ。
ドッカンバトルのゲーム規模を考えると、どこかで声が上がっても良い気はする。なので、ぜひこの記事を見ている皆さんの情報提供をお願いしたい。

ガチャ排出キャラクターを覚えていなくても、『ドッカンバトル』のメニューから“ガシャ履歴”でガチャの排出キャラクターと排出時間が確認できる。
dokka

通常、ガチャの当たる、当たらないの証明は難しい。しかし、今回は少量(疑わしいデータも数百回分あれば)のデータで確からしくなるので珍しく決着らしきものを見つけやすそうな事例だ。
時間がたってしまうと情報が照合しづらくなるので、潔白にせよ疑わしいにせよ、早い段階でより多くの証言を集めたいと思っている。
このまま終わってはすっきりしない。
ガチャキャラクターを確認して気になる点があればgamecastblog@gmail.comまで連絡をいただきたい。