航空会社ANAは、iOSのアプリ課金や有料アプリの購入時にマイル（優待ポイント）が付与されるシステムを発表した。
これは専用サービスに登録し、課金やアプリの購入前に登録すると200円分の課金に付き1ポイントのマイルが貯まるというもの。
簡単に言えば、課金の0.5%がマイルとして貯まる仕組みだ。
かねてより、Appleのアフィリエイトを使用して「ガチャ課金の一部を返金するシステム」などが利用されているのは知っていたが、ANAのマイルまで出てくるといよいよこれは本当にApple公認のエコシステムなのだろう。
ゲームキャストとしては、このニュースを衝撃を持って受け止めている。
iOS系のアプリサイトの多くは、Appleのアフィリエイトシステムを利用して紹介したアプリのダウンロードや課金の一部を対価として得ている。しかし、このような仕組みができてから、「レビューサイトで見たゲームを、ポイントが貯まるサイトで買おう」というユーザーの流れを見てきた。
つまり、この流れが一般化すると上前をはねられて紹介サイトは厳しくなる。
しかし、今回の発表より数ヶ月前にAppleはアフィリエイトの金額を（日本だけ）大幅に下げており、紹介サイトに打撃を与えている。この流れは、Appleの意思なのだろう。
アプリが一般化して、紹介サイトという存在がプラットフォーマーから見て不要になってきているのかもしれない。
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