スクウェア・エニックスは、3対3で戦うスマホのMOBA、『フレイム×ブレイズ』を発表し、動画を公開した。
MOBAとは、複数のプレイヤーが、オンラインで対戦するリアルタイム対戦ゲームで、スマホでは『Vainglory』というタイトルが有名。
競技性が高くて面白いのだが、日本的なガチャとの組み合わせが難しく、収益を上げるのが大変と言われるジャンルなのだが……スクエニなら、そのあたりの壁を破れるのだろうか。
動画はこちら。
プレイヤーは3人1チームとなり、1人のエージェントを操作して戦いに挑む。通常はアクションゲームのようにフィールドを移動して戦うのだが、このゲームの勝敗はプレイヤーの直接対決では決まらない。
バトルの勝敗は、一定時間後に活動を開始する「リアクター」という巨大生物の戦いで決定する。リアクター同士の戦いに、プレイヤーは手を出せないようだ。
が、リアクターは「マナ」を動力としており、リアクターが起動する前に、フィールドでマナを集めるほどリアクターの戦いはプレイヤー陣営に有利になる。
また、フィールドにはモンスターがいて、モンスターは倒すと仲間になる。プレイヤーはリアクターを攻撃できないが、モンスターはリアクターに有効打を与えられる。
マナを集めつつ、モンスターを仲間にし、リアクター起動前にいかに有利な状況を作り出すか、というゲームになっているようだ。
1試合は10分程度。気軽に遊べるスマホのMOBAとしてつくられているようだ。システム自体は、かなりよさそうではある。
単純に戦うだけでなく、どんなに初心者でも「マナ」を集めて貢献できるので、間口は普通のMOBAよりも広そうだし、最後にリアクターが戦う様子にも迫力があって見せ場もある。
装備などの要素があるのか、ガチャでプレイヤーが有利になる仕組みがあるのか、そういったところが気になるが、とりあえず期待して待っていて良さそうだ。
関連サイト:
フレイム×ブレイズ | SQUARE ENIX