RSS

記事一覧

Wizの魂とスマホの手軽さをここに。迷宮に潜り、古代の覇王を倒すRPG『Buriedbornes』レビュー

buriedborn01
もっとも ふるく いまわしい よげんは げんじつのものと なった。
これは "しせるものども -Buriedbornes-" たちの おわりも すくいもない たたかい。
『ウィザードリィ』に強く影響を受けた世界観と演出を持ち、スマホらしく何度も気軽に遊べるダンジョン探索RPGが登場した。『Buriedbornes』である。
ランダム生成の簡易ダンジョンをひたすら進み、装備を探し、キャラクターのスキルを組み立てて立ち回る楽しさ。そして、ときおり理不尽な暴力で死ぬバランス。
どこか懐かしい感覚で何度も遊べるゲームなので、見た目にぴんときたら、ぜひ遊んで欲しい1作だ。

「古代の覇王」が復活し、魔物の死体を蘇らせる術で軍勢を整え、各国を征服しようとしている。
それに対抗する手段もまた蘇生術。墓に埋められた英雄の死体-Buriedbornes-を蘇らせ、古代の覇王を倒すまで何度でもダンジョンに潜らせるのだ。
プレイヤーは現世に蘇った英雄であり、その目的は古代の覇王を倒すことだ。
buriedbone-1

まず、ゲーム開始時に職業と名前を決め、「まのけいやく」というパワーアップアイテム、ダンジョンに持ち込むアイテムを1つ決めてダンジョンに潜る。
職業の差は、初期装備とバトルで使用する「スキル」の違いとなる。攻撃用、防御用、補助など様々なスキルが存在し、それぞれ1度使うと一定ターン経過まで使用できなくなる。
このスキルによって「1発の攻撃が大きいが再チャージが長い戦士」、「攻撃力が低いが、回復力が高い僧侶」など職業の特色が出ているわけだ。
buriedborn02

職業を決めると、即座にダンジョンに潜ることとなる。
ダンジョンでは常に2つの道が表示されており、青い「まもの」部屋、死体の転がる「なきがら」部屋、イベントが発生する「イベント」部屋など、プレイヤーの状況に応じて入る部屋を選択し、先へ進んでいく。
brd05
▲左のように、通常は目の前しか見えない。が、イベントなどで右のように道の先が見えるようになることも。

ダンジョンの中でも最も多いのは、「まもの」と戦う「まもの」の部屋。
ここに入ると、ターン制のバトルで1対1のバトルが開始される。
バトルテキストがほぼないでターンの経過がわかりづらいが、プレイヤーが1スキル使うたびに1ターンが経過し、使えるスキルがなければ何もせずにターンが経過する形式となっている。
brd07
▲画面下のスキルボタンをタッチして戦う。スキルアイコン上の数字は再使用までのターン数

「なきがら」の部屋には冒険者の死体があり、そこから装備をはぎ取り、プレイヤーを強化できる。
このゲームでは、プレイヤーの攻撃力や防御力、体力はほぼすべて装備で決定される。
偉大な魔術師であれば、魔力の高い杖を持っているだけだし、強い戦士は筋力が上がる武器を持っているだけ。つまり、ここでいいアイテムを出せば、それだけ強くなるお楽しみタイムだ。
buriedboner-2

アイテム出現時、一定回数アイテムの能力を「リロール」でき、リロールするたびにランダムにアイテム能力が変化する。ものすごいアイテムが偶然できることもあるし、以前より弱いアイテムが出ることもある。
ほどほどでやめるか、それともより強い装備を求めてリロールするか。装備の重要度が高いだけに、悩む。
br

また、装備だけでなく、死んだ冒険者の「スキル」を覚えることもある。
序盤こそごり押しで戦いが進むのだが、後半になると「はんしゃ」でダメージを跳ね返す敵に対応したり、状態異常に対応したりと、スキルのセットが重要になり、それに対応しつつもラスボスを撃破するためのスキルも準備しなければかなくなり……スキル構成は、非常に悩ましい。
brd10
▲あと、死体が起き上がって襲ってくることもある。

イベント部屋は、文字通り様々なイベントが発生する。宝箱が置いてあったり(でも、開けるとトラップだったり)、ボスへの近道や遠回り、体力回復など内容は多岐にわたる。
基本的には良い内容が多いが、まれに致命的な結果を招くイベントもある。
brd02

ここまで理解すれば、あとは遊ぶだけ。装備を強化し、最適なスキルを探し、ボスを撃破してダンジョンを進むのだ。
buriedboner-1

単純に敵を殴りながら進み、最低限の装備を調える序盤。進みやすく、リスクの低いスキルを探していく中盤。装備を弱体化する敵におびえつつ、ラスボスを倒すためのスキルをひたすら探す終盤。
この流れを完璧にするため、何度も何度もダンジョンに潜り、死に、繰り返すの作業はとても楽しい。
見た目や操作はシンプルだが、黙々とダンジョンに潜り、長期的な視野を持って装備やスキルを整えていく戦術性もある。

「まのけいやく」やアイテムの持ち込み、新しい職業の購入には有料アイテムの「ませき」が必要だが、「ませき」自体は比較的容易に手に入るし、高価な追加職業は攻略スタイルが違うだけで、初期から使用できる職業が弱いなんてこともない。
「ませき」を買えばより楽しめるが、買わなくてもゲームの楽しさは損なわれない。

難点は、情報のわかりづらさだけ。公式wikiでフォローされているが、武器防具につく能力の詳細はわかりづらいし、バトル中に状態異常になっても、それが表示されないので覚えておくしかない。

とはいえ、それすらプレイを重ねて熟達すれば気にならなくなる(これで間口が狭まっているのは惜しいが)。ダークファンタジーな空気感の中で、黙々と遊べるRPGを探しているなら『Buriedbornes』はおすすめだ。

評価:7(要チェック)

おすすめポイント
ウィザードリィっぽい演出
装備とスキルを組み立てながら進むゲームプレイ
テンポ良く何度も出来る

気になるポイント
スキルの効果や現在の状態が分かりづらい

課金
ませき(1回でも購入すると、広告がなくなる)

(バージョン1.1.4、ゲームキャストトシ)

アプリリンク:
Buriedbornes 【ダンジョンRPG】 (itunes 基本無料 iPhone/iPad対応 / GooglePlay)

コメント一覧

    • 1. カイ
    • 2016年09月13日 02:04
    • 5 これ面白いですね!分からない部分は何度も死んで理解してくという感じで、とても好みです!!
    • 2. Deckシリーズと同じ
    • 2016年09月13日 10:19
    • ここのゲームはいつも序盤~中盤はバランスとれてて面白いけど、これを過ぎると各種シナジーによる異常なインフレとそれに対応するための凶悪な制限要素のぶつかりあいになって、ストレスだらけの窮屈なゲームになるのがもったいない。
      作者はずっと同じTCG的コンボインフレゲーを作り続けてるので譲れないホリシーなんだろうけど。
    • 3. うあ
    • 2016年09月13日 14:49
    • これは面白い。Deck de fantasyとか好きならまちがいなくおすすめ

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
凄い!!iPhoneゲームアプリコレクション
記事検索
最新コメント