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ゆるくシャドウバースを遊ぶオフ会「ゆるドバ」を開催してきたので、そのときのことを書くよ - ゲーム日記

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7月18日(月祝)本日、『シャドウバース』のオフ会「ゆるドバ」を開催してきたので、そのレポートをしたいと思います。
誰がなんと言おうと、シャドウバースの略称は「ドバー」です。これは譲れません。
どちらかと言えば、オフ会を開催したい方向けに書いてみたので、これからオフ会をやりたいという方の参考になれば幸いです。
朝。家を出る前に犬に阻まれます……すみません、犬の写真を貼りたかっただけです。
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さて、本題に入ります。今回は会場は秋葉原のGame Cafe Junkさん。
シャドウバースプレイヤーは礼儀正しい方が多く、遅刻もほぼなし。欠席者も連絡ありで幹事としてはとても助かりました。
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▲場所がわかりづらかったので、もっと詳細な地図を出せば良かったなぁ、と1つ反省

自分がオフ会を行うとき、必ずテーマを決めます。
今回のテーマはゲームを通じて「友達を作ってもらう」こと。同じゲームを題材にみんなが仲良くなれる、それがゲームの素晴らしい点であると信じているからです。
そのため、初心者に視点を合わせつつ、かつ上級者も楽しめるイベントを考えたつもりです。

まず、全員で自己紹介と、好きなカードの紹介。
共通の話題で、場が和めばいいなーと思ってお題を設けました。
結果的には、好きなカード紹介であだ名がつくような方がいた一方、ビギナーやDランクの方は知らないカードが多く、ついて行けなかったので反省。


続いて、最初30分で実力が近い相手とのフリー対戦。
受付でシャドウバースのランクを聞いて(ビギナーからAランクまで幅広く集まり、C~Dランク帯が一番多い結果となりました)、同じぐらいの実力の方と近くなるように設定し、フリーで対戦してもらいました。
皆さん、互角に楽しめていたようです。
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▲カード開封実況する方もいました。

フリー対戦と自己紹介で打ち解けたところで、メインイベントのチーム戦。
これは、実力が均等になるように4人1組のチームを作り、他のチームと戦って勝利数が多いチームが勝ち抜くトーナメントです。
先鋒、次鋒、中堅、大将の順番はランクが低い順に固定。これで、全員が同じ程度の実力のプレイヤーと戦えます。
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▲ゲーム前半は同ランク帯の人と仲良くなり、チーム戦で異なるランク帯の人と仲良くなってもらいたいという振り分け。

各チームには、試合前に10分間、デッキ診断の時間を設けました。ランクの高い大将が勝っても、ランクの低い先鋒が勝っても、同じ1勝。
弱いプレイヤーを強くするのは比較的楽なので、各チームの大将と中堅が、先鋒と次鋒のデッキ診断を始めます。
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▲ここで会話が生まれて仲良くして欲しいという意図でした。

優勝チームで最も勝率が高いプレイヤーに1名にiTunesカード1,500円が当たります(自腹で準備)。
基本的にはランクが同じプレイヤー同士で戦うので、上級者も初心者も勝率の勝負なら五分。みんな頑張れ!
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▲あと、誰でもじゃんけんで1枚ゲットできた。

試合には、1つ追加ルールを設けました。
各プレイヤーには、「助言権」が1試合につい2回与えられています。これは、困ったときに、大将や中堅に助言をもらえる権利で、これがないとアドバイスはもらえません。
カードゲームでの助言はありがたいものですが、常に助言があると上級者におんぶにだっことなり、指を動かしているのは低ランクプレイヤー、でも実質プレイしているのは上級者という状況になりがちです。
なので、プレイヤーの成長も考えてこのような形を取りました。
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結果的にこれが良い方に作用して、「敵は助言権ぜんぶ使ったぞ!」とか、「助言で逆転した!」などとチームが会話し、盛り上がるきっかけとなりました。
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▲助言権がつきたプレイヤーの後ろで、じっと見守る大将。じれったすぎてじたばた踊ってました。

優勝チームが終わったところで表彰式を行い、最後はスクリーンに画面を映して実況対戦(画面が超ブレてますが)。
Aランク帯のプレイヤーに、どのように考えて手札を切っているのか、マリガンをしているのか、理由を説明しながらプレイしていきました。
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そして、2次会へ。
基本的には皆、初めてのメンバーだったのですが、参加者の90%が2次会突入を選択。
手前味噌ながら、イベントの設定がうまくいっていたのかな、と思っています。
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最後に、今回のオフ会で「やらない」という決断をしたことも書いておきます。
最近では、オフ会の様子を動画配信することもあります。今回、これを行いませんでした。会場に配信環境があるので、やろうと思えばできたのですが、ほとんどの場合において、動画の配信はオフ会に参加しているプレイヤーには関係ないことです。そして、オフ会で一番重要なのは、現地に来てくれたプレイヤーが満足すること。
知らない方が多いオフ会では、幹事が動画に手一杯だと参加者のケアをできず、満足度が下がる元になります。
また、動画配信はトラブルの元です。会場の電波が微弱だったり、回線が細くて配信できなかったり、機材のトラブルが発生すると、オフ会の進行にも影響し、やはり来場者の楽しさが薄れてしまいます。

実際、今回は動画配信せずに会場の様子を見ていることで、一人になっている参加者と話したり、うまくいっていないルールを見つけて即座に改定できたりして、満足度の向上につなげられました。
動画配信していたら、今回の成功はなかったでしょう。
マンパワーが少ないとき、オフ会になれていないとき、参加者の顔が見えないときは動画配信をしないのが無難です。

ということで、「ゆるくシャドウバースを遊ぶオフ会」こと、「ゆるドバ」第1回はこれで終了。
次回は8月中に開催したいと思いますが、詳細は未定です。

最後に、残念な点を挙げるとすれば、2次会に突入した18時頃にシャドーバースで障害が発生し、2次会で遊べなかったことでしょうか。
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オンラインゲームに障害はつきものとは言え、これでは落ち着いてオフ会も開けない(というか、障害が一番の心配事だったので、最悪の場合はボードゲームをみんなで遊ぶ準備をしていました)。

なお、この障害のため、別の場所では大会が中止になっていたそうです。うん、この画面、見覚えある。

Cygamesさん、詫びはいらないのでサーバーの安定化をお願いします……。