産経新聞のウェブ記事によると、チートツールを使って『モンスターストライク』のキャラクターを入手、販売したプレイヤーが兵庫県警に逮捕されたという。
販売手口は、インターネットオークションで宣伝し、落札者に３体をセットで約１,５００円で販売するというもの。
およそ10か月で約４４０万円を稼いでいたとされており、「キャラクターを売ることで家族を養っていた」とのこと。
こうした行為は「取得代行」などと呼ばれ、古くからオンラインオークションサイトで行われてきた。
ヤフーオークションや楽天オークションでいまだに多く見られるが、これを機会に次々と摘発されてほしいところだ。
また、もう1つ、重要な視点もある。
現在、『グラブル』に端を発したガチャの問題と規制導入の有無などが話題になっているが、この事件によってガチャ天井（特定のアイテムが入手できるまでの上限金額）問題にも影響するかもしれない。
例えば、オークションなどで転売しづらい仕組みの一環として、ガチャで排出されるアイテムにかかる金額の上限を下げるなど、オークションで購入するインセンティブを下げる仕組みの導入も検討されることとなるだろう。
もろもろ含めて、目が離せなさそうだ。
