『Aralon Forge and Flame』序盤の感想。今のところ、結構面白い。
- プレイ記
- 2015年12月03日

期待度大のオープンワールドRPG、『Aralon: Forge and Flame』だが、このゲームを買う前にプレイについて情報が欲しい方もいるはず。
とは言え、すべての情報が出てから遊ぶのもワクワク感が失われる。
そこで、序盤をプレイした様子を記事に起こしてみた。これで、ゲームの雰囲気を掴んでもらえれば幸いだ。
まずはキャラクター作成から。
人間男、人間女、エルフ男、エルフ女、トロールの5つから人種、性別を選べる。
なお、髪型、髪の毛と目の色を変えられるが、女性キャラクターは、頑張ってもこれで限界。

▲光の加減でごまかされているが、実際は洋ゲーな顔立ち。
可愛いキャラクターを望むプレイヤーに告ぐ。汝、一切の望みを捨てよ。
かと言って、男キャラクターはどう頑張ってもオッサン。
カッコいいおじさま、若いにーちゃんは作れない。この、洋ゲー特有のリアリズム。

職業は、接近戦に強いウォリアー、射撃オンリーのレンジャー、ステルスで隠れて進めるローグ、魔法で戦うメイジの4種類。
今回は、ローグを選択してスタート。理由は、「ステルス」で隠れられるので、変な遊びができそうだから。

▲各職業には固有のスキルが設定されており、レベルアップ時にステータスとスキルのレベルを1つ、選択して上げられる。
オープニングは、農場から。
父と平和に暮らしている主人公なのだが……主人公がオッサン過ぎて「父さん!」と呼んでいるところに違和感。
一応、父がひげ面なので「ヒゲの分、年上だぜ!」ってことなのだろうか。

そんなオッサン2人と幸せも、長くは続かない。
しかし、謎の男達がやってきて農場を焼き討ちにしてしまうのだ。

父が時間を稼ぎ、その隙に秘密の洞窟から逃げる主人公。

▲洞窟にて。今回は段差をよじ登れるので立体的なマップもありそう。
洞窟を抜けて農場に戻ると、すでに父の姿はなく、農場も焼き払われていた。
許せん。ということで、父の仇討ちと、狙われた理由を探しての旅が始まる……。

▲見ての通りグラフィックはそこそこ。しかし、快適に動くし、ロード時間も早い。
さて、謎の男はいなくなったが、見張りを任された雑魚が農場に残っていた。
なので、まずは戦って倒す。

そして、死体をあさってお宝をゲット。
このあたり、伝統のオープンワールドRPG的仕組み。

さらに、近くにつないであった馬も奪う。
このゲームはマップが広いので、馬を見逃すととたんにクソゲーになる。要注意だ。

そして、父の消息を探す……わけもなく、オープンワールドの魅力を求めて周囲を探索。
とりあえず、ウサギを狩ってみたり、野草を摘んで素材を集めたりできた。
ステルスしてウサギを狩ってみたら、人間の盗賊より経験値が多かったのでレベル上げも一緒にしてみた。

▲見えづらいけど、目の前にウサギが。
探索中に時間がリアルタイムに経過し、昼や夜、天候が変化するのには少し驚いた。
グラフィックこそ『Ravensword Shadowlands』に劣るものの、なかなか作り込まれている。

でもって、一通り探索した後に先に進み、村に到着。

村には行ったらやることは1つ。
家に押し入って、タンスなどを調べまくった。このゲームでは、鍵のかかっていない宝箱は開けても怒られない。
ドラクエの勇者のように、略奪を繰り返せる……大したものはないけど(※あとで良いものが入っている宝箱を発見し、盗んだらそちらは村人が襲ってきた)。

調子に乗って、村人に斬りかかってみた。
すると、あっさり倒せて、死体から宝もあされた。うーん、洋ゲー。

しかし、村の警備兵が逆襲してきてぶち殺される。
村から逃げ出してもしばらくはお尋ね者になるので、割りに合わない。人を襲うときは、セーブを忘れずに!

まあ、そんなことしなくても村でクエストを大量に受けられるので、やることはたくさんある。
「あの村人が気に入らないから暗殺してくれ」とか「プロポーズに必要なものを持ってきて」とか。

最初のお仕事には、暗殺を選んでみた。敵は超強かったが、AIの頭がかなり悪い。
時間でダメージを与えるローグのスキルを当て、テーブルの周りをグルグル回っていたら、敵は死んだ。
オープンワールド特有の「システムの裏をついて殺す」はかなりできそうだ。

▲テーブルの向かいにいる敵は、何もしなくてもダメージを受け続ける。
暗殺を果たして依頼主の元に戻ると、依頼主が「口封じだ!」とばかりに襲ってきた。
しかも、依頼主のが暗殺対象より強い。自分で相手を殺せよ……。

▲ゲームオーバー。
そんなこんなで、現在のところ『Aralon:Forge and Flame』はかなり楽しめている。
今のブームは、メイジでアイスエレメンタルを召喚し、敵と主人公の間に置いて移動を封じ(うまくやると敵がNPCに引っかかって動けなくなるのだ)、遠距離魔法でタコ殴りハメである。

その他にも、ウサギ肉を集めて料理を作るクラフト要素も意外に楽しい。
オープンワールドと言うよりも、「ちょっとできることが多い普通のRPG」という感じで楽しんでいる。
システム的にも、定番の親切機能には対応していて、クエストの内容はいつでも確認できて、やることを見失わない。

大マップがいつでもメニューから確認でき、付近のマップも画面右上に表示されるので迷いづらい。
中学生の英語が理解できれば、テキストの意味は分かる(ただし、辞書は必要)ので遊び続けられそうだ。

ちょっと気になる点は、あくまで職業=バトルスタイルという点か。「職業特有の裏技」的なものを探す楽しみ薄いかもしれない。
どの職業でも鍵開けにロックピックが必要なようだし、素材があれば料理はできる。
ローグは「ステルス」を使えば敵に見つからず移動できるので、もしかしたら面白いズルができるかもしれないが……。
現在の感想として言うならば、最初の1〜2時間の面白さは、合格点と言える。
同作のスタッフ(の一部)も参加した『Exiles』や『Ravensword Shadowlands』は、序盤だけ良くできていて、後半は作り込みが甘かった。
その辺りが気になる方は、最終レビューを待って欲しい。
最後になるが、目下の敵はオープンワールド名物のバグ。
細かい裂け目にハマって、動けなくなる……セーブはこまめにした方が良いようだ……orz

アプリリンク:
Aralon: Forge and Flame (itunes 600円 iPhone/iPad対応)
コメント一覧 (11)
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- 2015年12月04日 15:50
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早速購入して序盤だけプレイしたが中々の良作だね。もう少しグラフィックを頑張って貰いたかったけど。
crescent moonのゲームはravenswordもexilesも素材はいいんだけど中身が薄くて楽しめなかった。ただaralonは前作が素晴らしかっただけに今作も素晴らしい出来であって欲しい。
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- 2015年12月04日 16:18
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ストーリー短い
全体的に前作より手抜き
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- 2015年12月04日 22:57
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楽しいのは最初の島だけですね。残りは退屈な世界が待ってます。最初以外、かなりの手抜きです。ほんとに。
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- 2015年12月04日 23:52
- 現在、たぶんラストと思える場所まで来ました。
最初はいいのですが、後半まで同じように続くので退屈してきますね。
あと、鍵開け、狼とかの乗り物、傭兵のシステムにはまだ出くわしていません。
あとは、魔法ギルドのクエストに必要な物体ってなんだったんだろう……。
やっぱり、初代Aralonはすごかったなぁ。
ちなみに、Shadow SunというRPGがAralon好きにも受ける素晴らしい洋ゲーRPGだと思います。
もし、よければ、そちらをプレイして見てください。
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- 2015年12月05日 15:22
- 前作よりボリューム不足かも知れない。今後のアップデートで色々追加されると嬉しいんですが。
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- 2015年12月05日 16:26
- 一番最初の街で、看板がぶら下がってるのに普通の家ばっかりだったり、その家の中に入るとことごとくレーキ持ったハゲが棒立ちしてたりで「こりゃヤバいかも…」と思いましたが、やっぱりダメでしたか…。
Exileの前例もあるし、アップデートにもあまり期待できないかもしれないですね。
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- 2015年12月05日 16:43
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内容が薄っぺらいな。途中からクエストが少なくなるのはRavenswordから変わってない。前作プレイした人にとっては期待を裏切られた感が半端ないね。
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- 2015年12月08日 22:11
- 管理人さん
shadow sunはiPhone6 ver9.1でもプレイ出来ますか?
アプリの中にはver9に対応してなく音が出なかったりするので、どうなのか知りたいです。
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- 2015年12月09日 12:18
- ▼火さん
iPhone 6s plus、iOS9で動くのを確認しました。
Aralonよりは英語力が必要なのでご注意を。
オープニングとアジトまでのやり取りを頑張って読めばあとは大体分かりますが
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- 2015年12月09日 19:45
- 管理人さん
返答有難う御座います。
英語力に全く自信が有りませんが翻訳ソフト片手にプレイしてみます。
戦闘はアクション性ほとんど無いので、ローリングよりジャンプが良かったなあ。はじめの町の店のスロープが向こう側にばかりあって、ジャンプで登りたくなる。