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面白くないのにやめられない。音楽を聴きたくて遊ぶゲーム『Adventures of Poco Eco - Lost Sounds』レビュー

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面白くないのにやめられない。
『Adventures of Poco Eco - Lost Sounds』はそんなアドベンチャーゲームである。

対象年齢が7〜11歳のためか、ゲームは簡単すぎて退屈。
しかし、AppStoreでも屈指と言えるビジュアルと素晴らしい音楽を体験するためにプレイを続け、最後にはゲームをクリアしてしまう。
なんともアンバランスな魅力を持つゲームだ。

ゲームの冒頭で少年「Peco Eco」は音の精霊に導かれ、失われた音を取り戻す旅に出ることとなる。
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プレイヤーがマップをタップするとその位置までPeco Ecoが移動し、精霊のいる場所までたどり着ければステージクリアとなる。
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途中にスイッチなどの仕掛けがあるが、だいたい出てきた順番に作動させれば先に進める。
難易度はきわめて低く、遊んでいると「答えがわかりきっているパズルを延々と解く」単調な作業に感じてしまう。
これは、このゲーム最大の難点だ。
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しかし、それ以外の点が素晴らしい。
この記事の画像を見ていただければわかると思うが、ビジュアルはとても印象的だ。
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カットシーンはもちろん、普通に歩き回っているときでさえ、何かのセットかと思うぐらい完璧に決まって見える。
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Peco Ecoの動きも可愛いし、不思議な世界観もいい。
先に進むたびに周囲の風景が変わり、いつでも「見る」ことを楽しめる。
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そしてなにより、音楽が素晴らしい。
世界観とマッチしているので、ゲーム画面を見ながら聴くとノリノリである。
また、「シンバルの花」や「ドラムの床」などを叩いて音楽に合いの手を入れることもできる。
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▲画面右の黄色い花がシンバル。

この魅力に気づくと、最終的には「音楽を聴きたいのでゲームを我慢して先に進める」という状況にハマる。
「単調だ……しかし、先が聴きたい」などと遊んで、気づくとエンディングにたどり着いてしまう。
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このゲームの正式タイトルは『Adventures of Poco Eco - Lost Sounds: Experience Music and Animation Art in an Indie Game』。
日本語にすると「失われた音を巡るPco Ecoの冒険、音楽とアニメーションをインディーゲームで体験しよう」とでも言うべきか。

タイトルからわかる通り、「音楽とアニメーション」をメインにしたPV的な内容なのでゲーム部分が弱いのだろう。
実際、音楽とアニメーションのクオリティはAppStoreでも屈指の内容だ。

このゲームは「ゲームを使ったPV」的な要素があるので人を選ぶだろう。
しかし、音楽や雰囲気を重視するプレイヤーなら、試して損のない1作だ。
ただ、パズルと音楽を絡めるような「納得感」があればさらに一段面白くなっただろうと思う。
そこだけは少し残念だ。

評価:2.5(価格通りに楽しめる)

課金について

なし

おすすめポイント
素晴らしいサウンド
どこを切り取っても絵になるビジュアル
Peco Ecoがかわいい
 
気になるポイント
ゲームは単調

(バージョン1.0、ゲームキャストトシ)

アプリリンク:
Adventures of Poco Eco - Lost Sounds (itunes 360円 iPhone/iPad対応)
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凄い!!iPhoneゲームアプリコレクション
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