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レビュー:ヒーローズ・オブ・オーダー&カオス Dota系の面白さをiPhone/iPadに持ってきた良作

ヒーローズ・オブ・オーダー&カオス(Ver1.0) 基本無料 iPhone/iPadの両方に対応
課金:追加衣装・キャラクター・能力購入(キャラによる)
評価:3.5(かなり面白い)
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基本無料だけども破綻しないようにとられたバランス。
MOBA系の面白さを、モバイル機器で楽しめるようにカスタム
シングルプレイが貧弱で実質対戦専用
『ヒーローズ・オブ・オーダー&カオス』(HOC)はMOBA(マルチオンラインバトルアリーナ)と呼ばれるジャンルで、その名の通り複数のプレイヤーが操作するヒーローが2つの陣営に分かれて戦い、敵の本拠地を攻め落とすゲーム。
日本では有名MOBAゲーム『DotA Allstars』にちなんでDota系とも呼ばれている。
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ゲーム開始時のヒーローは弱く、敵の本拠地に挑むどころか敵陣の要所に配置されている監視塔すら壊せない。
そこで敵やマップ上にいる中立モンスターを倒してレベルアップし、敵を倒すことで得られる金で装備を強化してから敵本拠地に挑むことになる。
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▲監視塔(画面右上)、序盤は手も足も出ないぐらい強い

その過程で敵とも接触するわけだが、もし倒されてしまうと復活まで時間が必要になり、自分にとどめを刺した敵に大金と経験値がはいってしまう
つまり、ときに敵を倒して成長を妨げ、仲間と連携し、自分は死なないようにする。
より早く成長して本拠地を落とす駆け引きが面白いゲームだ。
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このゲームは完全オンラインゲームなので、プレイにはオンライン環境が必須。
また、Gameloft Liveのアカウントがないとゲームの成長が記録できないので注意。
アカウントをとったら“プレイ”から3vs3か5vs5を選んでその後の待機画面で“カスタム”を選択しよう。
(本当は自動マッチングしてくれるのだが、実質的に機能していない)
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そして、入りたいルーム名を選択して“参加”し、自分が操作するヒーローを選択。
ヒーローには物理攻撃を得意とする“ファイター”、魔法で戦う“メイジ”、仲間を強化する“サポート”、防御的なスキルを持つ“ガーディアン”の4タイプ。
なお、ヒーローは毎週運営が決めた5人が使用でき、それ以外は別途購入する必要がある。
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初期は1000Gを持ってスタート。
開始までの75秒は買い物をしたりマップ場を自由に動くことができる。
ただし、開始前から敵との戦闘はできてしまうので注意。
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▲アイテムはヒーローにあったものを。

ヒーローの移動は画面左下に出るアナログキーか、移動する目的地をタッチして行う。
また、敵に攻撃するときは右下の攻撃ボタンで、さらに右にあるアイコンをタッチすると特別なスキルを使用できる。
このあたりはもうDIABLO系のアクションRPGさながらで、ゲームスピードが遅いけどもそれなりの操作が求められる。
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バトル開始と同時に、本陣から敵陣に向けて兵士ユニットが定期的に出撃するようになる。
敵の監視塔や本拠地は強力な砲撃をしてくるが、兵士が周囲にいると盾になってくれて安全に戦える。

当然、兵士とともに攻め込んで行きたいわけだが、敵味方の兵士の能力は互角なのでそのままでは敵陣まで兵士が到達しない。
なので味方兵を援護して経験値と金を稼ぎつつ敵陣に切り込ませるのがセオリーだが、相手も考えることは同じ。
そこで兵士の援護合戦が始まり、熱いバトルが始まる。
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先程も書いたが、ヒーローが死ぬとトドメをさしたプレイヤーに大金と経験値が入って強くなる。
つまり、自分が死ねば死ぬほど仲間全体が不利になる。
その影響の大きさたるや、4人対5人の戦いでも初心者が混ざっていると数の多い陣営が負けるほど。
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▲緑軍圧勝の図。勝っている方は敵を倒しているのでレベルが高い…。

なので、兵士を援護しつつ上手にヒーローを操作し、連携をとって相手にダメージを与え、死なないように勝っていく事が重要。
ときに倒されるぐらいなら撤退したほうが有利になる。
右上の縮小マップ上には常に見えている敵の位置が表示されるので、挟み撃ちにされないように敵の動きを把握しておくなど情報戦も重要。
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▲挟み撃ちにあうと実力差のある相手にも負ける。

兵士の援護、仲間と敵の位置、そして目の前の敵をアクション操作で倒していくなど、ゲームスピードは遅いが様々な要素が絡まり合って、奥深く楽しめるアクション戦術ゲームとなっている。
1ゲームが30〜50分程度かかるが、それに見合うだけのしっかりした面白さが確かにある。

バトル後は、通貨“タレント”とキャラクター強化に使う“エンブレム”と呼ばれる通貨が手に入り、新しいキャラクターを購入したり、特定のタイプのキャラクターを強化したりすることが可能。
正直、タレントで強化できるのはごく僅かなので、余程のレベルに達しない限り大きすぎる差は生まない。
このあたりはバランス重視なので、安心して対戦できる。
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エンブレムは主に、新しいタレントをアンロックしたり、新しいキャラクターを購入するのに使えるが、普通にプレイしていても全然足りない。
ただ、キャラクターを購入しなくても毎週違ったキャラクターが使えるので、ゲーム自体は問題なくプレイできるし、高いキャラクターが強いわけではなく、ちゃんとバランスも取られている。
基本無料で、ここまで遊べるものが出るとはまさか思わなかった。

難点を上げるとすれば、試合中に落ちると復帰できないこと、iPhoneの小さな画面でプレイするにはかなり厳しい操作のゲームであることが挙げられる。
iPadなら4.0も考えるのだけども、iPhoneだと3.0か。
なので、評価は間を取って3.5とした。
iPadを持っている戦術ゲーム好き、シミュレーションRPG好きなどは一度トライしてもらいたいゲーム。

ちなみに、『DotA Allstars』はオンラインRTS『ウォークラフトIII』が元になっており、『ウォークラフトIII』を元にMMORPG『World of Warcraft』が作られている。
で、HOCは『World of Warcraft』を元にしたMMORPG『オーダー&カオスオンライン』を元にしているので…ゲームの歴史を逆流しながらパクっていることになる。
ゲームロフトにはこの際、逆流のパクリを続けてファンタジー世界観のRTSを作ってパクリでグランドスラムを達成して欲しいところ。

アプリリンク:
ヒーローズ・オブ・オーダー&カオス
(itunes) iPhone/iPadの両方に対応

動画:

コメント一覧

    • 1. 通りすがりのゲーマー
    • 2013年01月18日 11:11
    • 僕はDota系やりたいって思ったら、普通にPCでLeague of Legendsやるんですよねぇ。
      このヒーローズオブオーダー&カオスももちろん面白いと思うんですが、ターゲットがDota系プレイヤーだとしたらちゃんとその層を取り込めているのかしらと思います。

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凄い!!iPhoneゲームアプリコレクション
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