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レビュー:ナンプレブック 数独パズル系最高峰、基本を極めた数独

ナンプレブック Pro 500円 Ver 2.0(開発 Winas)
ナンプレブック for iPhone 体験無料 Ver 3.0
ナンプレブック for iPad 体験無料 iPad専用 Ver 3.0
評価:3.5(かなり面白い)
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フリック入力を選択できる
基本的な機能全部入り見やすく操作しやすい
問題集ごとに特徴が分かれており、自動生成の問題とは異なる。
数独・ナンバープレイスと呼ばれる数字パズルゲーム(アプリ名はナンプレブックだがこのサイトでは数独と呼ぶ)。
世界的に人気のパズルで、AppStore にも無料から有料まで数多くのアプリが存在している。
その中でも特に人気なのがこの『ナンプレブック』シリーズだ。

9×9のマス目で区切られた正方形のなかに1〜9までの数字を書き入れ、縦横の直線上と太線で区切られたマスの内部で1〜9までの数字が1回ずつ使われているように並べるとクリア。
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このルールは世界共通なので、必然的に数独系アプリは操作性などで競うことになる。
『ナンプレブック』マス目の上に数字を書き入れたり、小さくメモをつける基本機能、中断機能など基本機能は完備。
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▲削除以外にUndo、Redo機能があるのもポイント

また、機能1つ1つをとってみても同じ数字をハイライトする機能は色が見やすいし、中断機能は複数の問題を中断して好きなモノを再開でき、進行度もメーターで示されるなど、すべての面で完成度が高い。
全体的に操作ミスすることも少ない(質の悪いアプリだと操作ミスが発生することがある)。
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▲同じ機能でも色使いなどでナンプレブックが見やすい

また、ほとんどのアプリが1〜9までのボタンを使って数字を入力している中で、マス目に指をおいた後に滑らせてフリック入力ができるのもこのアプリ最大の特徴。
好みはあると思うが、この操作方法を使えるのは『ナンプレブック』しか知らない。
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▲最高とはいかなくてもあると嬉しい。

フリック操作にするとボタンが表示されていた位置に「1〜9までの数字をあと何個いれればクリアか」というカウンターが表示がされて、パズルを解く手助けになる。
これもまた採用しているアプリが少ないが便利な機能だ。
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「プロの出題者が作成している」とitunesの説明文に書かれていた通り、本棚に置かれている問題集それぞれに難易度・解き方の傾向が違うのも注目点。
最近は自動生成の数独パズルがあるが、下手な自動生成問題と比べると統一感のあり、段階を追って実力を養っていけると感じた。
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▲やり尽くせないほどの問題集。

また、他の数独アプリよりも、数独のテクニックについて細かい解説があるのもポイント。
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問題数は『ナンプレブック Pro』で1000問以上、その他は10問のみ無料で追加で購入する形式。
『ナンプレブック Pro』には追加購入になおして1000円以上分の問題があるので、数独がすきならばいきなり Pro を購入したほうが良い。
ただし、現在は無料版からしか購入できない問題があるのでやりつくしてまだやりたい問題があれば、無料版を購入するのがいいだろう。

プレイ中はゆったりとした音楽が流れ(もちろん iPod 機能も使える)、これ1つでとことん数独を楽しめる。
数独をプレイしたければこれ1つでOK。
目立つ仕掛けはないが、基本を極めた数独アプリだ。
2012年9月18日まで、Pro版が85円なので気になったら今のうちにどうぞ。

ナンプレブック Proのダウンロード(itunes)
ナンプレブック for iPhoneのダウンロード(itunes)
ナンプレブック for iPadのダウンロード(itunes)