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レビュー:魔女と勇者 お手軽だけど本格派のiPhoneらしいアクション

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タイトル 魔女と勇者
ジャンル アクション
価格 85円(夏休み中無料)
アプリ内購入 なし
日本語対応 あり
販売元:rsf | Version:1.0 | GameCenter:なし | 対応機種:iPhone / iPod touch |レビュアー:トシ
評価:3.0(面白い)
ピンチを逆転していく爽快感
引き伸ばしがなく、エンディングまで楽しめる
AppStoreにまたもや現れたドット絵のレトロ調ゲーム。
分かりやすくゲームという記号を伝えられるため制作サイドでは最近人気だが、乱立しすぎでいまいちなゲームも増えて「さすがにもういいよ…」と食傷気味なゲーマーも多いだろう。
だが『魔女と勇者』はお手軽に短時間で楽しめ、ピンチのひやひや感と逆転する爽快感が楽しめる当たりドット絵ゲームである。

モンスターに敗北して力を奪われた勇者と、石にされた魔女。
勇者は魔女を石から戻すために石像のまま連れ歩き、石像を壊すために襲ってくるモンスターと戦う。
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▲オープニングでいきなりやられて力を奪われる勇者

魔女の石像めがけて周囲360度から襲ってくるモンスターに対して勇者が戦う方法は体当たり。
しかも、力を奪われた勇者はひよわなので正面から戦ってはいけない。
モンスターの背後から襲いかかって強力なダメージを与えるのが重要だ。
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▲「正面から戦うなんてありえませんよね」といいたげな勇者。

石になった魔女だが、モンスターが落とす[魔物の血]をあつめると一時的に復活し、一定時間魔女が復活して炎と竜巻の魔法で援護が可能。
竜巻は円を描きながら画面全体を攻撃するので雑魚に、炎の魔法は右側のスティックで方向を定めるないといけない代わりにボスなどに有効。
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勇者がちまちま戦い、苦戦しそうな要所では魔女が出動。
勇者が支えきれ無くなっては魔法で敵を一掃し、短時間のうちにピンチと逆転を繰り返すのはかなり面白く、慣れるとピンチを魔法で切り抜けてぎりぎりで戦う[逆転の爽快感]のようなものが何度も味わえる。
後半になるほど大量の敵が出てくるため、ひたすら敵を倒しては落とすアイテムを回収するだけで楽しい。
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▲大量の敵を魔法でなぎ倒した後。

中盤で[せいけん]を手に入れると一定時間ごとに超パワーアップが使えるようにもなり、後半は大逆転の爽快感も。
ただ、せいけんの力はちょっとお手軽で強すぎる印象はあったので、もう少し使い方を工夫できる局面があってもよかったかも。
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▲超パワーアップ、でも無敵じゃないので注意。

ステージクリア後は経験値とゴールド(お金)が手に入り、勇者のレベルアップと装備の購入でパワーアップ可能。
ひたすらにレベルアップを要求するフリーミアム的な作りではなく、プレイヤーの腕でクリアすることもできるが、難しければレベルアップしてもクリアできるというバランスなのでサクサク先に進んで楽しめる。
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特に難点はなく、短時間に爽快に楽しめるので暇つぶしをしたい人にもってこいでiPhoneらしいアクションゲームと言える。
ステージは20ステージとボリュームは少なめだが、だらだらと長時間プレイを要求するゲームが多い中、エンディングまできっちりまとまっているのは好印象。
価格以上に楽しめるし、最終ステージはそれなりに凝った仕掛けがあってまた楽しい。
ゲームは「もうちょっと楽しみたかったな」ぐらいで終わる。

欲を言えば、ディフェンスゲームにありがちなエンドレスモードがあるともっと嬉しかったか。
夏休み中は無料とのことなので、ぜひお試しを。
気になる方は動画をとってみたので合わせてどうぞ。

魔女と勇者の詳細・DLはこちら(itunes)

動画